2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

月のかわりめ

五月は本日でおしまいとなります。いろいろとありました五月でありまして、月の 初めには、このような月になるとは思ってもいませんでした。というのは、当方の昼 の時間での話でありますが、どうしても昼間の時間の影響を受けてしまいますね。 とはいうもの…

最近購入した本

このところは、しのぎのきびしい日々が続いておりまして、なかなか大変であります。 いつもでありましたら、気晴らしのために、仕事帰りに本屋に立ち寄って新刊棚を眺め たり、ブックオフなどで均一本を購入するのでありますが、それもできておりません。 こ…

岩波文庫の新刊

岩波文庫は、二ヶ月連続してブッツァーティが新刊で登場です。 このように二ヶ月同じ作家のものが続けてでるというのは、岩波文庫では珍しいの ではないでしょうか。タタール人の砂漠 (岩波文庫)作者: ブッツァーティ,脇功出版社/メーカー: 岩波書店発売日: …

祝 重版出来!

朝日新聞 5月24日一面下の通称 さんやつ広告欄に「未知谷」のものがありました。 工藤正廣訳「ドクトル・ジヴァゴ」の重版が出来たことを知らせる広告でした。 3月にこれの刊行を知らせる広告を見たときに、よくぞ、この新訳をだしてくれたもの と拍手を送っ…

昨日手にした本

でるぞでるぞと事前に宣伝がされて出る本がある一方で、宣伝広告する予算がなく、 いつのまにかひっそりと刊行されるものもありです。 数日前のokatakeさんの日記を拝見いたしましたら、文遊社という出版社から、 「野呂邦暢小説集成」というのが刊行された…

本日手にした本

本日は車で移動して「佐藤忠良展」を見物してきました。生誕100年を記念しての 大規模な回顧展となりますが、昨年の佐川美術館でスタートして、いくつかの美術館を めぐっています。佐藤忠良さんは、北海道にゆかりの彫刻家さんでありますが、作品の ほとん…

旅先で買った本

今回の旅は、ほとんど書店によることができないというものになってしまいました。 時間が許せば話題となっている「代官山蔦屋書店」にでもいってみたいものと思って おりましたが、渋谷界隈は乗り換えのために通過したのみで、降り立ったのはかって 住んでい…

本をたどって 5

「えびな書店 店主の記」を話題にしているのですが、店主夫人が当方の高校同級生 ということがわかって、話が違った方向にいきそうであります。えびな書店店主の記 (四月と十月文庫1) (四月と十月文庫 1)作者: 蝦名則,牧野伊三夫出版社/メーカー: 港の人発売…

本をたどって 4

「えびな書店」は美術関係を専門とする古書店でありますからして、「店主の記」に も美術に関するものが多く収録されています。 今回に谷中の古書店「信天翁」へと立ち寄ったのは、上野の美術館を駆け足でまわっ た後でありましたが、この「店主の記」には、…

本をたどって 3

「えびな書店 店主の記」に収録の文章の半数ほどは、書店で発行している「古書目録」 「書架」の編集後記として発表されたものです。頼まれたものではなく、顧客にむけて の文章であるせいか、へんに力がはいっていなくて、読みやすしです。 書店主 蝦名則さ…

本をたどって 2

「本をたどって」というのは、昨日まで朝日新聞夕刊一面に10回連載されていた本に ついてのコラム(記者は河原理子とあります。)のタイトルの借用であります。 昨日は、先日に購入した本の版元である「港の人」代表が取り上げられた回を話題とし ましたので…

本をたどって 

朝日新聞の夕刊で続いていた「本をたどって」という連載が、本日の10回目で終わり ました。最近は、新聞の夕刊というのを廃止した全国紙もあるくらいですから、夕刊 への連載というのは、読者がすくないということになりそうで、すこし残念です。 最近の朝日…

旅の空から

松家仁之さんの「沈むフランシス」は、今回の旅行の携行本となりました。 先日に記しましたとおり、元の「新潮」から、その部分のみを分離して、 持ち運びやすくしたものです。さすがに、当方の環境では自炊しましても、 ディスプレイを通して読むのがたいへ…

新潮 2013.6 4

松家仁之さんの新作「沈むフランシス」は、北海道の過疎の村を舞台に しているというだけでこのましく思っているという話であります。 松家さんと北海道を結ぶのはなんでありましょうか。まるでなんのゆかり もなしに、このような作品ができるとも思えません…

新潮 2013.6 3

本日は「新潮」6月号を手にしておりました。 今日を逃すとなかなかこれに掲載の「沈むフランシス」を読むことができないの ではないかと思ったものですから、本日の移動時間に読んでやろうということに なりました。荷物はすくなくですので、「新潮」をその…

本日届いた雑誌

「本の雑誌」6月号が、本日自宅に届きました。 一番最近にこの雑誌を話題にしたのは、「待ったなし文芸誌」でありまして、まずは 今月号でもそれをチェックです。今月取り上げられている文芸誌は5月号ですが、今場所 の優勝は、先場所に引き続きで「新潮」で…

新潮 2013.6 2

新潮6月号からの話題の続きです。 四方田犬彦さんの「谷崎潤一郎」についての文章のプロローグにある次のくだりに 反応です。(まだ、ここまでしか読むことができていないのですが。) 「かってわたしの世代がそうであったように、彼女もまたブリジット・フ…

新潮 2013.6

「新潮」6月号を手にすることができました。まだ目次を見ただけでありますが、 この号は、四方田犬彦200枚の評論と松家仁之の第二作目「沈むフランシス」250枚 が掲載されていて、なんとなくお得感があります。 そういえば、「本の雑誌」には「待ったなし文…

小説家になる! 3

中条省平さんによりますと、小説を書くとき絶対やっていけないのは横書きとあり ましたが、これに挑戦した作家の前例として、石黒達昌さんという方があがっていま す。たしかこの作家さんは、お医者さんでいろいろと仕掛けのある作品を発表してい たはずです…

小説家になる! 2

現在の当方の環境では、なかなか図書館へといって本を借りるということができなく なっていることもあり、ブックオフで安価に手にしなくては、中条省平さんの本も見る 機会がなかったかもしれません。そうしたことからは、リサイクルブックショップと いうの…

小説家になる!

「小説家になる!」は、先日にブックオフで入手した中条省平の本であります。小説家になる!―天才教師 中条省平の新人賞を獲るための12講 (CWSレクチャーブックス)作者: 中条省平出版社/メーカー: メタローグ発売日: 1995/05メディア: 単行本この商品を含むブ…

本日はブックオフへ 2

本日の仕事帰りには新刊本屋へと立ち寄りましたが、ブックオフへはよっておりま せんので、話題は昨日の続きであります。 本日に新刊本屋によったのは、「新潮」6月号の入手をもくろんでのことでありまし たが、これは空振りとなりました。「群像」も「すば…

本日はブックオフへ

仕事帰りにブックオフに立ち寄りました。この街には「ブックオフ」が二店と 「TUTAYA」系のリサイクルブック販売店が一店ありますが、定期巡回は月に一回りと いうところでしょうか。いつも記しておりますが、そのむかしはいまほど競争が厳し くありませんで…

長年居住する人間 2

60年を超えてひとっところに住んでいるというのは、それこそ限界集落なんてところ にお住まいの人は、百年単位でそこで生活をしている家族でありますので、そこでは、 なんも珍しい存在ではないよということになるのでしょう。 ところが都市部というのは、も…

長年居住する人間

昨日に引用した寺田透さんの「自分自身自覚しているひとっところに長年居住する 人間」についてであります。 「ひとっところに長年居住する」といっているくらいですから、寺田透さんのまわり には、そういう人が少なかったのでしょう。たぶん、旧制高校の同…

本日は雨

本日も気温が上がらず、終日雨となりました。これを記している時間はストーブを つけて暖をとっています。いつまでたっても寒いことです。本日は雪となって除雪し たなんてニュースがありましたが、こちらはそれほどではありませんが、気分は冬の 終わり頃で…

本日はお休み

本日のお休みは、庭にでて花苗を植える予定でありました。先日にマザーグースの 「三月の風 四月の雨 五月の花を咲かせるため」というのを引用しましたが、 例年でありましたら、この時期に余裕で咲いている花が、今年は低温のせいで遅れて います。 5月のこ…

本日も仕事に

本日も仕事にでておりました。大型連休とはどこの世界の話であるかと、一緒に仕事 をしていた若い人と話をしておりました。たぶん、どこかに大型連休を楽しんでいる 人はいるのでありましょうが、最近は、こうした時期に仕事をしている人もも増えて いること…

本日は仕事に

大型連休の後半がスタートといわれていますが、当方のお休みはなかなか大型には なりません。本日は何の日であったかは、新聞をみますとわかりますが、憲法記念日 であります。 以前より敗戦によって押しつけられた憲法であるので、これを廃して自主憲法を …

ひとつの自伝 4

清水真砂子さんの「ひとつの自伝」と副題がついた「青春の終わった日」を手に したのは、清水さんが高杉一郎さんの教え子と知っていたからであります。 もともとどうして知るにいたったのかは覚えてはいないのですが、高杉一郎さんが 亡くなったときにも、弔…