そこそこ忙しいことで

 本日もすこし風はあるもののお天気よろしとなりました。

 朝一番で風除室で管理をしている鉢物を外に出して、おひさんにあてる

ことにです。ついでに鉢などに水やりをしました。本日の最高気温は15度

くらいでありますが、このくらいあれば、花が寒さを感じることはないでしょう。

 午前中はトレーニングで75分ほど汗を流しました。そこそこハードな内容

でありまして、これがあと何年こなすことができるでありましょうか。

 お昼からは、関西へと送る荷物をつくることにです。家族の住むところの

近くに古本屋さんが新規開店したことから、そこに持ち込んでもらう本や、

家族に引き取ってもらう本を玉ねぎ10キロ用の箱に詰めてから、ヤマトの

営業所に持ち込みました。

 ちょっと惜しいなと思う本もあるのですが、徐々に処分をしなくてはいけ

ないので、今回は家族にすこし引き取ってもらう本にあわせてのチョイスで

ありました。まあ買取価格には期待せずで、荷物の送料がでれば、それで

よろしかな。

 文庫本とかも合わせると、50年を超える購入でありますので、一年で百冊

としても(百冊で収まるようになったのは、ここ何年かでありますからして)、

それなりであります。今となっては二束三文でありますが。

 本を増やさないためには、買った分は減らすことが必要で、これから5月に

かけて、古本屋さんに相談をしなくてはいけませんです。

 ということで、このところは単行本に関しては図書館から借りることにです。

先日には、「KEIRIN」という書名の本が目に入って、これを借りてくることに

です。「KEIRIN」ですから、これは競輪について書かれたものとなります。

書いたのは1996年から日本に住んでいる英国の新聞記者さんであります。

 競輪は、日本発祥の自転車競技であるとのことで、いまではオリンピックに

も採用された競技でありますが、スポーツというよりも、ギャンブルのための

レースという感じでありましたね。

 それは一般的には、今でもそうなのでありましょうか。

 この本の冒頭にも、次のようにありました。

平塚競輪場のスタンドの観客の多くは男性で、それは競輪場の常連客の

七パーセント以外は男性であるという統計を裏付けるものだ。私の見立てで

は、平均年齢は六十五歳くらい。その多くが、競輪好き定番の制服を身に

まとっている。おそらくアイロンといちども出会ったことのないポロシャツ、

ジーンズ、スニーカー、多種多様なくたびれた野球帽。なかには明らかに

小汚い服を着た人もいるが、まわりを威嚇するような柄の悪い人はひとりも

いない。彼らが溜め込んだエネルギーはすべて、自分の賃金、あるいは年金

の一部を賭けた選手の調子が悪いときに、大声で応援したり、罵声を浴びせ

たりするために使われる。」

 当方はいまだ競輪場に足を踏み入れたことがありませんので、この指摘が

あたっているのかどうかはわかりませんが、この本の著者は、このような競輪

愛好家を、決して嫌っているわけではないのですよ。

 最近に競馬愛好家といえば、佐藤正午さんでありますが、正午さんはくた

びれた野球帽はかぶっていないはずです。