2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

南から北へ

先日まで東峰夫さんの作品を手にしておりました。文庫に収録されている「ちゅら かあぎ」を読んでいましたら、その後の東さんの人生に重なるところが多くて、すこ し辛くなることでありました。 本日には新潮「波」11月号が届きまして、これを手にしていまし…

岩波「図書」11月号から

午前中からMLBシリーズの試合をみながら、紅玉りんごの皮むきをやっておりました。 大きな袋にはいった規格外(ちょっと小さめなもの)のりんごは32個でありまして、 これをタルトタタン用とアップルパイ用に加工するのですが、これだけの数でありま したら…

無線LANのお勉強

ここのところしばらく古いMacCUBEをネット接続するための試みをやっています。 なにせ2000年頃に作られた古いマシンでありますので、これをネットにつないだと しても、何かをできるわけではないのですが、ネットにつながらないパソコンはただ の箱になって…

孤独な抵抗かな 3

本日も東峰夫さんの「オキナワの少年」を手にしていました。初期の三作をまとめ たものですが、収録されているのは「オキナワの少年」「島でのさようなら」そして 「ちゅらかあぎ」となります。オキナワの少年 (文春文庫 ひ 3-1)作者: 東峰夫出版社/メーカー…

孤独な抵抗かな 2

昨日は久しぶりに東峰夫さんの作品を読んでおりましたが、初期の作品は文春文庫 で読む事ができますが、その後の作品はどうなっているのかなと思いましたら、かな り入手困難になっているようです。もっと刊行されたものは多かったかなと思いまし たが、これ…

孤独な抵抗かな

中川成美さんの「戦争をよむ」に取り上げられていた東峰夫さん「オキナワの少年」 を手にしていました。「孤独な抵抗」というのは、中川さんが東峰夫さんについて記し た文中にあったものです。 東峰夫さんの本を手にしたのは、久しぶりのことでありまして、…

戦争をよむ 2

昨日に引き続いて中川成美さん「戦争をよむ」(岩波新書)を話題にです。 この本は、全部で六章からなり、あわせて70の作品が紹介されているのですが、 「女性たちの戦争」「植民地に起こった戦争は」「周縁に生きる」という章には、 知らない作者の作品がな…

戦争をよむ

津島佑子さんの「半減期を祝って」を購入したのは、先日に一緒に確保した岩波新 書「戦争をよむ」中川成美著に取り上げられていたからです。戦争をよむ――70冊の小説案内 (岩波新書)作者: 中川成美出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/07/21メディア: 新書…

半減期を祝って 2

津島佑子さんの小説「半減期を祝って」は、ちょっと希望がなくなる暗い近未来小 説となります。 2011年3月の福島原発から飛び散ったセシウム137が半減期を迎える30年後を過ぎた 頃に思いがけないお祭りが、トウキョウでも自然発生的にはじめられるかもしれな…

半減期を祝って

本日は衆議院選挙の投票日で、この時間はメディアで開票速報が流されています。 いつもながらでありますが、投票箱の蓋がしまった瞬間に、今回の選挙結果予測がで てしまうのでありますからして、なんともはや味気ないことです。一部激戦が続く 選挙区の関係…

フェアプレイはまだ早いか

本日は亡父の誕生日でありました。生きている時は誕生日で祝われ、亡くなってか らは、命日で偲ばれることになりです。父の生前は、誕生日は時節柄の栗を使った 自家製のモンブランなどでお祝いをしたものでした。これは亡父が敬愛した斎藤茂吉 の歌集「白き…

本日は用足しに

本日は午前から用足しで外出となりました。一番大事なのは「本の雑誌」購読料を 振り込むことでありました。当方の顧客番号からしますと、版元からの直接購読して いる人は、そんなにいないようであります。 無事に振り込みを終えまして、近くにあります本屋…

本も読まんと

一週間ほども家を空けていますと、帰宅してからやることがいっぱいであります。 そこにもって朝早くからMLBのリーグ優勝決定戦の中継があるものですから、テレビ の前から動くことができなくなりました。当方の流儀からすれば、金にあかせて世界 中から有力…

旅の空から 7

旅行の最終日は久しぶりの晴れとなりました。お昼すぎには曇ることになるの ですが、朝は青空がひろがって気持ちがよろしです。 本日は午後から関西空港へと移動しますので、とりあえず、空港行きのバスに 乗り込むまで雨に降られなければよろしであります。…

旅の空から 6

本日は、京都から大阪へと移動であります。大阪は午後からは雨があがるとの予報でしたから、雨があがる頃を、みはからって東大阪の石切劔神社にお参りに出かけました。 ここ何年か石切さんにお参りするのがならいとなっていまして、出来ればお百度参りをして…

旅の空から 5

晴れ男であることを自認しておりましたが、自信を失ってしまう、ここのところのお天気です。 富山行きで一番楽しみにしていた立山連峰は、本日の朝になっても雲ははれずで、姿をみることがかなわずでした。これは、本当に残念なことで、また次の機会でありま…

旅の空から 4

鉄道旅行の旅も四日目となりました。連日新幹線を利用していますので、移動距離は稼げています。 本日は、朝に東京をでましたら、お昼前には富山にはいりました。新幹線は景色を楽しむことができないのが、最大の欠点で、都市と都市、観光地を直接につなぐも…

旅の空から 3

本日は鶴岡を早くにたちまして、山形新幹線を利用して東京にはいりました。 東京では、北海道の高校の関東甲信越に居住するクラスメートが集まるクラス会があり、それに参加するために上京してきたメンバーとあわせて、出張クラス会を開催です。あわせて12人…

旅の空から 2

本日は朝に盛岡をでて、秋田新幹線に乗ってから、山形の庄内町に行きましょうと思いましたが、これであれば、乗り継ぎの関係で到着時間が遅くなることから、古川までいって、普通列車を乗り継いで新庄経由で庄内町を目指しました。 この普通列車が、鉄道旅の…

旅の空から 

新幹線を乗り継いでの旅がスタートしました。北海道新幹線が開業して1年半となり、やっと利用することになりです。 最初の目的地は盛岡です。お昼すぎに着いて、まずは腹ごしらえです。盛岡と言えば、冷麺ですね。 (()) 食事をとってから駆け足で市内を散策…

旅行の準備

明日から旅行にでるので、本日はその準備であります。いつものピーチな旅では なくて、鉄道旅行となりです。一ヶ所に滞在するのではなく、短い期間で多くの路線を 踏破しようというのですから、本来であればリュック一つを背負っていきたいものです が、今回…

潺潺たる水の音 2

須山静夫さんの「地下に潺潺たる水の音を聞け」を読んでおりました。 「潺潺たる」というのは、どのように読むのであったかと思うのですが、この文章 の最後のところに、この言葉はでてきまして、そこには「潺潺(せんせん)たるとふ りがながついていました…

潺潺たる水の音

先日ブックオフで手にした本は書名に「潺潺たる」という言葉がはいっていました。 これは読むことができないやと思って、この文字をじっと見ていましたら、谷崎潤一 郎の旧宅にこの「潺」という文字がはいっていたのを思いだしました。 ほとんど文字化けする…

しみじみ読了 2

嵐山さんがきだみのるさんのお供で、小さな村の取材をしていたとき、きださんは 75歳であったとあります。1971年のことでありますが、本当にパワフルな老人である ことで、当方にはおよびもつかないことです。 嵐山さんの「漂流怪人・きだみのる」は、従者か…

しみじみ読了

嵐山光三郎さんの「漂流怪人・きだみのる」を読んでおりました。 嵐山さんが雑誌「太陽」の企画を依頼するために八王子市に住んでいたきだみのる さんを編集長と一緒に訪ねたのが、きださんとの初対面で、その時嵐山さん28歳で、 きださんは75歳とあります。…

久しぶりのブックオフ

本日は久しぶりに自宅から遠いところにあるブックオフへと足を運びました。 なにせわが家には未読の本が山のようにありますし、本を増やさないようにしなくて はいけないのですが、刺激を与えるためには、無理しない範囲で買いに行かなくては です。 本日の…

朝から驚き

朝に新聞のローカル面を見ていましたら、興味ある記事がありまして、それに添え られている写真を目にしてびっくりです。写真のほぼまんなかに当方の姿が写って いるではありませんか。イベントに参加した時の、一場面でありますが、当方は撮影 されたのを、…

あいにくのお天気で

本日は十五夜でありますが、当地はやっとこさ雲の切れ目から、お月さんを眼にす ることができました。本日のお月見は、やはずススキに秀明菊をあわせて花瓶にさし、 おまんじゅうのかわりに、自家製あんパンを添えてです。 お月見をしながら、本日に録画して…

波とみすず

昨日に引き続いてですが、本日は「みすず」から。 まずは表紙裏の小沢信男さんの「賛々語々」でありますが、今月は菊人形がテーマ となります。 「昭和の戦前、両国国技館の菊人形展へ、父に連れられ家族ぐるみで出かけました。 菊人形たちの、さまざまな舞…

波とみすず

本日の午前に新潮社「波」と「みすず」が届きました。「波」はいつもより遅く、 「みすず」は早くに届きました。 「波」は「優越感具現化カタログ」なるものが同封されていて、これを当方には まるで縁のないものであります。それにしても「優越感具現化」と…