2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

月末の話題

本日で10月もおしまいであります。今年は例年よりも寒く成るのが早いようでして、 あちこちから雪のたよりです。いつもより、すこし冬の準備を早めなくてはいけない かもしれません。 最近は、出版社からのPR誌は月末に届くのが普通になりまして、これまでで…

旅行中に買った本 3

今回の旅行中に購入した本ですが、新刊本屋へではどうであったかといいますと、 これが懐具合がさびしいせいもありまして、さっぱりであったのですね。 新刊本屋で買ったのは、わずかに二冊でありまして、うち一冊は新刊でも訳あり 割引本であります。なんと…

旅行中に買った本 2

昨日に書名をあげた中公文庫のものは、京都東寺の門前にあるブックオフと、大阪 は上本町にある古書店 一色文庫で購入したものとなります。 一色文庫では、この文庫本以外にも、以下のものを購入です。朴の木―随想集 (1960年)作者: 唐木順三出版社/メーカー:…

旅行中に買った本

関西滞在中は、わざわざ持参した大西巨人さんの「神聖喜劇」は、ほとんど読むこと がなしでありました。行きの飛行機のなかではそれを読んでいたのですが、なかなか 落ち着かない環境で読むにはむいていません。そんなわけで、それからはつまみ読みす ること…

季節は冬に

関西から戻りましたら、一気に季節は冬となっていました。 昨日の関西が暖かかったせいもあるのですが(昨日は、こちらもすこし暖かであった ようです)、本日は気温が上がらずで朝夕はしっかりストーブをつけていました。 留守中の花の世話をお願いしていた…

無事に帰還せり

本日の夕方に関空発の便で、無事に戻ってきました。 本日は、こちらもすこしは気温が上がったようでありまして、関西との気温差は15度 くらいでしょうか。留守しているときに、こちらは瞬間的ではありますが、氷点下に 気温が下がったということで、しばらく…

旅の空から 7

この旅の期間中に立ち寄った本屋は、新刊本屋が二軒、古本屋が一軒、ブックオフ一軒でありました。収穫は、まずまずとなりました。 本日は、大阪でしたがよせてもらっているところから近くの本屋で津野海太郎さんの岩波新書新刊を探していましたら、次のもの…

旅の空から 6

当方が関西に来てからはお天気よろしの日が多く、旅さきで歓待されている気分です。これは日頃の行いがよろしいからであるかと思うことにしました。 先日は、神社さんにお参りでしたが、本日は菩提寺の総本山にお参りにいきました。ちょうど平成の大修理が行…

旅の空から 5

本日は朝起きして京都大原の朝市にいきました。この朝市は6時から販売開始となるのですが、さすがにこの時間にはたどり着くことは出来ず、7時に着きましたら、すでに第一陣は去ったあとらしく、駐車場には空きも出来ていました。 ご近所で収穫される野菜な…

旅の空から 4

昨日のブックオフで入手した文庫本が、移動の車中で読む本となりました。ちょっと古い目の中公文庫となります。タイトルは、次のもの。兎のさかだち (1982年) (中公文庫)作者: 富岡多恵子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1982/08メディア: 文庫この商品…

旅の空から 3

本日は、京都は東寺境内で開催された骨董市に足をのばしました。学生の時には、東寺を訪れたことがありませんで、東寺と聞いて思い浮かべるのはDX(デラックス)という冠がついた小屋のことでした。 骨董屋、手作り品を販売する店、食べものを売る露店とありま…

旅の空から 2

本日の関西は気温があがりまして、北海道の真夏並みでありました。そんななき、東大阪の石切神社にお参りです。当方にとっては三回目でありますが、前回のお参りは夜になったため、他にお参りの方はすくなかったのですが、本日は、平日の日中ではありました…

旅の空から

関西に来ています。紅葉が見頃となっている地元から、キンモクセイの香りでいっぱいの街へです。キンモクセイははトイレの芳香剤のようで好きでないという話を耳にしますが、当方は、このかおりに接すると、いまから五十年近く前に高校の修学旅行で関西へと…

99%の壁

ちょうど一週間前にパソコンのアップグレードで99%完了とでてから先へと進まな いという現象を話題にしました。結局その時は、それから先に進めるのを断念したの でありますが、今週にはいって、また別のマシンでやってみましたが、あいかわらず で99%の壁…

予約しました

みずのわ出版から、いよいよ「花森安治装釘集成」が刊行の運びとなりまして、 先日からネットでは話題(?)になっています。 これの企画は2010年頃にあがってきたものですが、資料の収集などに相当の時間が かかり、結果としてこの時期になったとのことです…

本の雑誌 11月号 2

本の雑誌11月号の目次を見ましたら、坪内祐三さんの読書日記の見出しに、「宇能 鴻一郎」さんの名前がありました。本の雑誌401号2016年11月号作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2016/10/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を…

本の雑誌 11月号

本日の夕方に定期購読している「本の雑誌」11月号を入手するべく、車で20分ほど かけたところにある書店へといってきました。その月によって、「本の雑誌」の入荷 日は変化するものですから、今回は「本の雑誌社」のホームページで取次ぎへの搬入 日を確認し…

一月一冊で

朝すこし早くに目がさめましたら、新聞をとってきてふとんのなかで、それに眼を 通し、そのあと枕元においてある本を読むことにしています。ここ二ヶ月ほどは、 枕元におかれるのは大西巨人さんの「神聖喜劇」光文社文庫版となっています。 8月の終わり頃か…

辞退なら喝采だが

夜にTVで野球を見ていましたら、ノーベル文学賞にボブ・ディランという速報の テロップが流れました。当方などは、ノーベル文学賞がどのような基準できまるの かも、どのような方々が候補にあがっているのかも知らないのでありますからして、 まさに驚きであ…

99%完了

もう何時間も前からパソコンモニター画面には「アップグレードを準備しています。 完了した割合 99%」という文字が表示されています。これでいきますと、あと 残すところ1%でありまして、この1%にどのくらいの時間がかかるのやら。 もともと友人から…

やっと購入

最近話題となっている内澤旬子さんの本をやっとこさで購入ですが、これは最新で 話題となっているものではありません。 最新の「漂うままに島に着き」は、朝日新聞出版の「一冊の本」に連載されている 時に話題にしたことがありました。それにしても、小豆島…

民族の本音 3

丸谷才一さんの「民族の本音」という小文に名前があがっている谷崎潤一郎の小説 「金色の死」についてです。 当方の関心は、どうして谷崎は生前にこの作品を全集に収録しなかったのだろうか というところにあります。このことについて、誰かがどこかで書いて…

民族の本音 2

「民族の本音」というような表現は、丸谷才一さんらしくないのですが、民族とい うような言葉のくくりからはるかに遠いような文学者が、これに続いて登場するとこ ろがみそでありましょうか。白秋、秋声、谷崎、そして古井由吉であります。 谷崎潤一郎の「金…

民族の本音

本日の朝日新聞土曜別刷の「みちのものがたり」を「『パノラマ島』異聞への道」 を見ていましたら、次のくだりが眼につきました。 文章は、江戸川乱歩の「パノラマ島綺譚」の舞台を詮索するものでありますが、 そこにありました。 「エドガー・アラン・ポー…

月がかわって 4

岩波「図書」10月号に掲載の文章で目にとまったものからです。 最近の「図書」は、前よりもずっと軽量級の寄稿者が増えているようです。岩波と いえば、どちらかというと権威主義的な匂いを感じたものですが、最近はそれでは やっていくことが難しくなってい…

月がかわって 3

出版社のから届いたPR誌に掲載の文章で、気になるものは他にもあるのですが、 その前に、月が改まってすぐの日曜日(10月2日)に掲載「トヨザキ社長の鮭児書店」 を話題にです。「鮭児書店」は北海道新聞日曜読書欄に掲載される豊崎由美さんの 小気味よろし…

月がかわって 2

出版社から届いたPR誌10月号で、眼についた記事オリンピックに続いては、天皇の 生前退位についてのことですが、これも高村さんのコラムにありました。 高村さんの文章では、次のようにあります。 「(オリンピック期間に)大きく扱われた唯一の例外は、生前…

月がかわって

古い雑誌の増刊号を手にしているうちに月がかわりました。月末から出版社のPR誌 が届きはじめたのですが、なかなか目を通すこともできずで、各社の新刊広告をのぞ くにとまっていました。 「ちくま」「図書」「一冊の本」「波」「みすず」とあって、これらの…

ジャッカ・ドフニ 2

「群像」10月号創刊70周年記念号収録の津島佑子さん「ジャッカ・ドフニ 夏の家」 から「ジャッカ・ドフニ」という言葉にひっかかっています。 昨日は、その言葉がでてくる司馬遼太郎さんの「オホーツク街道」を引っ張り出して きて、なかを見ていました。 司…

ジャッカ・ドフニ

津島佑子さんの「ジャッカ・ドフニ」という作品タイトルに反応しています。 「ジャッカ・ドフニ」というのは、ウィルタ族に伝来するものを収蔵した個人の博物 館でありました。所在したのは網走市大曲というところでした。 網走、ウィルタ族、オホーツク文化…