2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

聞き逃した方へ

今年の5月にNHKラジオ深夜便で放送があった小沢信男さん「ぼくの東京今昔物語」 のアンコール放送が、ひっそりと8月30日午前4時からありました。ラジオ深夜便と いうのは、日にちをまたいでの放送になりますことから、30日の放送といえば、 29日から30日にか…

ホットな話題

本日に「図書」9月号が到着しました。ここ何ヶ月か楽しみにしていますのは、続き もののようになっている坂本政謙さんの編集後記「こぼればなし」であります。 ちなみにここ何ヶ月の「こぼればなし」は、坂本さんが担当する作家佐藤正午さん の新作「月の満…

本日は本屋へ

早朝に枕元に置かれたスマホが反応であります。複数台おかれているものですから、 しばらくはうなり続けて、目覚まし替わりとなりました。まったく余計なことをして くれることであります。 お昼からは、昨日話題にしたちくま文庫を入手しようとちくま文庫が…

「ちくま」9月号から 2

「ちくま」9月号で目にとまった文章の二つ目は中条省平さんの「本にまつわる未知 の世界へ」であります。これは8月にでたちくま文庫新刊についての文章でした。 取り上げられているのは、山田英生編「ビブリオ漫画文庫」であります。ビブリオ漫画文庫 (ちく…

「ちくま」9月号から

昨日に届きました「ちくま」では、澤田隆治さんの文章に目がいきました。 澤田さんというと伝説のプロデューサーでありまして、澤田さんが現役で制作にあ たっていた時は、関西初の番組が日本中を席巻していて、大阪発ドラマの黄金時代で ありました。 その…

やはり欠席でしたか

昨日にネットを見ていましたら、芥川賞と直木賞の贈呈式があって、直木賞を受けた 佐藤正午さんは、欠席されたとのことでした。 直木賞は、岩波の編集者(坂本さんですね。)が代理で受けられたようで、挨拶も代 読されたようであります。主催側からすれば、…

夏休みは終わったのに

こちらの学校は今週から二学期がスタートです。夏休みの後半はあまりお天気がよ ろしくなかったというのに、本日はこの夏二回目の29度台を記録であります。当地と してはほとんど真夏日でありまして、暑さはこの時間になってもそんなにかわりま せん。久しぶ…

本日の新聞から

本日の話題は新聞夕刊からです。新聞の購読が激減しているとか耳にするのですが、 なかでも夕刊の部数は悲惨なことになっているのではないでしょうか。 ( 当方のところが購読の全国紙夕刊の様子をみますと、販売店のおやじさん一人で 配達しているようなの…

先日買った本

先日に本屋へと行きましたら、今月の文庫新刊が目に入りました。 これは珍しいやと、早速購入です。ヒューマン・コメディ (古典新訳文庫)作者: サローヤン,小川敏子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/08/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見…

本を探して

知人から連絡があって、柳原良平さんが装画した本を持っていないか、たとえば 開高健とか山口瞳のものをとのこと。 柳原さんと開高さん、山口さんはサン・アドつながりでありまして、洋酒天国など が手元にあればですが、もちろん当方もそこまでは手が回って…

先日のブックオフで 2

先日のブックオフで購入した三冊目は、次のものでした。パンの百科 (1980年) (中公文庫)作者: 締木信太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1980/12メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 中公文庫ですが、「パンの百科」という…

先日のブックオフで

先日のブックオフでは池波正太郎さんの「散歩のとき 何か食べたくなって」と あわせて購入したのは、他に二冊ありでした。 一冊は、小さな地元の出版社 一耕社からでた文庫本サイズの「樽前山花日記」と いう近郊の山についてのもので、「『樽前山の自然を愛…

本日はコンサートへ

本日は夕方からコンサートへといっておりました。 最近は、入場に際しての本人確認が厳しくなっておりまして、顔写真入りの公的身 分証明が必須となっていて、チケットに印字された氏名と身分証明書を照らし合わせ るというやり方であります。チケットに印字…

懸案に着手

しばらく前からやらなくてはいけないと思っていたことに本日取りかかりました。 といってもたいした話ではなく、20年近くも使っていたガラケーから格安スマホへの 完全移行手続きであります。 これまではガラケーを保持しながら、格安SIMでテータ通信のみを…

「本の雑誌」9月号

お盆にはいる頃に「本の雑誌」9月号が届いておりました。昨年までは町の本屋さん から定期購読していたのですが、ちょうど「本の雑誌」が入荷するころにその本屋さ んは一週間に近いお盆休みとるために、休みが終わるまで手にすることができずで ありました…

あとすこしだが

先日から何を思ったか谷崎潤一郎の「吉野葛」を読んでいます。たしか何回目かで ありますが、読んだ片端から忘れてしまっていることもあり、まるではじめて読むよ うな感じです。この作品に触発されてできた作品もあることから、もうすこしうまく 読めないか…

本日は記念日で

本日は記念日でありますが、この国では「終戦記念日」といわれていますが、お近 くの国では「『光復節』と称して、日本による朝鮮半島統治からの『解放』を祝う日」 となっていたり、「祖国解放記念日」と呼ばれたりしているとのことです。 立場がかわります…

本日はTSUTAYA系へ

お盆といっても、時にふだんとかわるところがなしであります。 本日は外出したおりにTSUTAYA系古書店に立ち寄りました。ほとんど期待すること なしに書棚のチェックをしていたのですが、ここでは次の本を立ち見することがで きたのですが、これが以前の拙ブ…

図書館から借りた本 3

図書館から借りた「東京の編集者 山高登さんに話を聞く」夏葉社を見ていました ら、山高さんが担当した内田 百けん「日没閉門」の書影が掲載されていました。 この本について、山高さんが次のように思い出を書いています。 「最後に担当した本は『日没閉門』…

図書館から借りた本 2

今回借りた本は、出版に関係する人のものがほとんででありました。 当方は、こういうのが好きなのでありますね。ちなみに借りたのは、次のもの。出版の境界に生きる 私の歩んだ戦後と出版の七〇年史 (出版人・知的所有権叢書)作者: 宮田昇出版社/メーカー: …

図書館から借りた本

図書館から借りていた本を返すために図書館へと行き、また借りてきました。 お盆時期でありますから、すこしでも読みやすいものがよろしと思って、先日まで 借りていて、ほとんど読むことができていなかった後藤明生あみだくじ式対談集に ついては一度お返し…

桁はずれかな

谷崎潤一郎の「痴人の愛」を読んでおりました。 それにしても谷崎という小説家がいて良かったなとつくづく思うことです。人間で あれば誰しも、一度は自分は変態かなと思うことがあるでしょうが、谷崎の小説を読 めば、誰しも自分が特別でないことにほっとす…

車中のとも

今回の旅行のともは、谷崎潤一郎の「痴人の愛」でありました。 自分で車を運転して旅行にでる時は、運転中は本を読むことができないのでありま すね。( あたりまえですが。) 仕事場まで自分で車を運転して通っていた時は、往復に要する時間に本が読めたら…

国境の街へ 2

根室市での滞在時間は短かったのですが、駅から繁華街までの間をうろうろとして いました。この街は古くから海産物の集積地として開けていて、あちこちに史跡など が残っています。 さらっと史跡をめぐりましたら、あとは美食を楽しむことになりです。根室と…

国境の街へ

列車を乗り継いで六時間ほどで、日本の東端の街 根室に着きました。ここは、隣国が支配する領土を目視できるという国境の街でもあります。北の稚内が、サハリンとの定期航路を設けたり、経済交流を進めようとしていいるのとは、対照的な緊張をはらんでいます…

「みすず」8月号 4

「みすず」8月号にあるノーマ・フィールドさんの「バージャーの『屈することな き絶望』を読む」から抜き書きをしています。 この文章の最後には、付記として次のようにあります。 「社会には『希望』を述べることを義務としておしつけるような暗黙の了解が…

「みすず」8月号 3

「みすず」8月号の巻頭におかれた「追悼 ジョン・バージャー」でありますが、 ジョン・バージャーが亡くなったのは、2017年1月2日のことで、ちょっと時間が経過 しています。 どうやら、この追悼という企画は、バージャーの文章「屈することなき絶望」に触 …

「みすず」8月号 2

「みすず」8月号を手にして、四十年ぶりくらいでジョン・バージャーの文章を眼に することになりました。 ジョン・バージャーが画家で、美術批評の分野で活躍する人であることは、「G」を 読んだ時に知ったのですが、その関係の訳書が数冊刊行されていること…

「みすず」8月号

「みすず」8月号が届きました。 表紙の裏の小沢信男さんの「賛々語々」は、連載82回めとなり。冒頭の句は画家の 竹久夢二のものです。若き日の夢二は、俳句をしていたのか。締めは鶴彬の有名な 句でありました。 今月号の「みすず」表紙には、「追悼 ジョン…

本日は野暮用で

本日は野暮用で、外出先でパソコン画面を5時間ほどにらんでいました。 作業はエクセルシートに打ち込まれている文字を見ながら、行の高さの調整であった のですが、文字のポイントが小さな上に、縮小表示をしていたものですから、ほんと 眼が疲れたことです…