2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
本日で六月も終わりです。早いもので今年も半分過ぎてしまいます。うかうかしてい ると、すぐに今年も終わってしまうことになりそうです。 ここのところすこし不調でありますので、このブログでも苦戦が続いています。 そんな時には気晴らしが必要であります…
当方が高校時代を過ごしたのは、野呂邦暢さんが自衛官として勤務していた北海道の 基地の町であります。いまは自衛隊の基地があるのですが、野呂さんがいらした時代 には、占領から引き続いて米軍が駐在していました。 当方は高校2年の時に下宿することにな…
寡黙な人というのは、口数がすくなくて、静かな人ということでしょうか。 寡作な人というのは、この場合文筆家というか小説家のことを頭に描いています。 先年に亡くなった丸谷才一さんは、小説だけに限っていうと作品数が少なくて寡作と いえなくもなしです…
遠方より来客ありです。 お土産は季節のものでありました。 そういえば六月のお菓子といえば水無月でありました。これをいただかなくては 六月を迎えたという感じがしないと思ったりしますが、当方の地域で、この菓子は あまりみかけません。それだけにお土…
片付けをするとスペースができるせいもありまして、本屋へと行きたくなります。 これも週末にむけての楽しみであります。 今月の新刊で、気になっていたものを確保であります。 書物の達人 丸谷才一 (集英社新書)作者: 川本三郎,湯川豊,岡野弘彦,鹿島茂,関容…
週末にむけて居間に積まれている本の整理であります。 当方がブログの更新を行っていますのは居間の座卓上に置かれたMacBook Proを使っ てであります。フロアにぺたっと座って、手を伸ばせば最近買った本とかブログで話題 にするものがとりだせるようにして…
週末に来客ありで、それにむけて片付けの実施であります。とはいうものの作業は まったく遅れていて、結局は居間におかれている本などを手当たり次第に段ボール箱に いれて、どこかに積んでおくしかないのでしょうか。やみくもに段ボール箱につめると あとで…
ナンシー関さんのことを知ったのは、いつであったのでしょう。 当方の知人からは、ナンシー関といえば、「ミュージック・マガジン」の表紙だよ ねとメールがありました。ナンシーが「ミュージック・マガジン」の表紙を担当して いたことは、当方の記憶にはま…
本日の夜にはTV東京の50周年記念番組として「大食い世界一決定戦」が放送されてい ました。頭のところをすこし見ただけでありますが、このTV東京の「大食い選手権」と いうのは、ナンシー関さん好みの番組でありました。 ナンシーさんの公式ホームページに掲…
ナンシー関さんが健在であったとき、当方は週刊朝日も週刊文春も読んでいなかった のでありますからして、ほとんど遅れてきた読者であります。手軽に入手できるように なった文庫を手にして、ナンシーの世界になじんできました。 ナンシー関さんが、友人のご…
「いつも心にナンシーを」であります。 ナンシー関さんが亡くなって12年、まさにナンシーのあとにナンシーなしでありま す。今にいたっても、ナンシー関さん名義の本がでています。 当方は一時期、朝日文庫とか角川文庫からでているナンシーさんのものをせっ…
いつも心にといえば、当方の世代には「太陽を」とつながるのでありますが、これは その昔の英国の歌手ルルの歌でありました。 その昔は思い切った日本語のタイトルがつけられましたが、これの歌詞のどこにも 「心に太陽」というのは登場しないのであります。…
矢川澄子さんは、先の大戦が終わった時には15歳でありましたが、日本の教育制度が 旧制から新制へと切り替わる頃にあたっていまして、最初の大学卒業までは旧制であっ たとあります。旧制の大学(特に帝国大学)は、女性への門戸を開いていないか、かな り制…
当方が購入した谷川雁さんの一冊「極楽ですか」は、買ってからずっと同じ場所に おかれていたようで、すぐに見つけることができました。 92年6月にどうしてこの本を購入したのかと思いますが、24人にあてられた書簡形式 のエッセイであることが、いかにも読…
ブックオフだけではなく、久しぶりに普通の新刊も買いました。 まず一冊は、次のものです。新書735谷川雁 (平凡社新書)作者: 松本輝夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2014/05/15メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る 谷川雁さんのものは、ほと…
昨日のブックオフで購入した、もう一冊であります。書道藝術 第18巻 本阿彌光?作者: 本阿弥光悦,中田勇次郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1982/01メディア: 大型本この商品を含むブログを見る(書名と本の写真があっていませんでした。なんという表…
昨日に立ち寄ったブックオフでは収穫がありませんでした。何冊か手にしたようには 思うのですが、購入するにはいたらずでありました。 購入したのは、本日の午前に別の店に立ち寄ってのことでした。 しばらく前からこの店で気になっていた本が、久しぶりに立…
本日はややひさしぶり、仕事帰りに本屋へと立ち寄りました。仕事場からの帰り道 に手頃な本屋というのがなくて、なんとなくわざわざ立ち寄るという感じです。 全然たいした本屋ではないのですけども。 そんなわけで、本日に立ち寄った本屋とブックオフで買わ…
ここのところ雨の日が続いています。いつからなのでしょう。先月はお天気の良い 日が続いて、ほとんど雨が降らなかったので、すこし雨がなくては作物によろしく ないといっていて、雨が降った時には、恵みの雨とよろこんでいましたが、こうも 続くと頭を抱え…
「待ち時間に読む本」ということで、伊井直行さんの著作を話題にしています。 伊井さんの小説をたいして読んでいるわけではないのですが、気になっているせい もあり、すこし本をまとめて読めないかと思っています。 伊井さんは大学に職を得てから、もっぱら…
伊井直行さんは、自筆の年譜によりますと「1995年 辻原登氏に誘われて、東海 大学文学部日本文学科非常勤講師となる。」とあります。東海大学の文芸コースと いうのは辻原登さんが、深くかかわっていたのでありました。 伊井さんの講談社文芸文庫版「濁った…
最近、待ち時間に読む本として持参しているのは、作家 伊井直行さんの作品であり ます。この作家さんは、どのくらい読まれているのかなと思いますが、当方が読むよう になったのは、朝日新聞の文芸時評で紹介されていたのを見たからであります。あれは どな…
待ち時間が予想されるときには、文庫本を持参であります。先日に床屋へといった 時にはポケットに小説をいれていったのですが、このような時に限って、比較的早く に順番が来て、これからいいところであったのにと床屋の椅子にすわることになり ます。こうし…
積極的に「父の日」ギフトの販売キャンペーンをしてアマゾンをみましたら、ここで 一番売れている「父の日」ギフト商品は、「Kindle Paperwhite 」だそうです。 「本が大好きなお父さんに」とあります。当方も「本が大好きなお父さん」ではあります が、タブ…
「母の日」とくらべると影は薄いのでありますが、6月には「父の日」であります。 Amazonからは「父の日」におすすめの商品という感じでメールが届いたりしますが、 「父の日」のために用意される予算というのは、どのくらいでありましょう。 予算2千円から…
D・ロッジの「絶倫の人」を読んでいるのは、このタイトルがいかにも気をそそる からでありました。この前にでた「ベイツ教授の受難」も「作者を出せ」もまるで読む ことができていないのでした。ベイツ教授の受難作者: デイヴィッドロッジ,David Lodge,高儀…
長編小説というと、どのくらいの文字数かなと思っていましたら、「20万字 (400字詰めで500枚)ぐらいあればいいですかね。」とありました。「これだと一般 的な単行本の一冊分」らしいです。 長い小説好きは、このくらいの量ではもの足りないかもしれません…
彫刻で家族を養うのは、どれほど大変なことであるのかということが、舟越父の書き 残したものからうかがえます。安易な妥協はしないと決めて、制作に打ち込むと彫刻家 の妻の生活費工面もたいへんであったことでしょう。 舟越母は、たしか裕福な家庭で育った…
当方が住む街の図書館で末盛千枝子さんの講演会があったのは、2001年10月6日で あったようです。講演会の会場ですえもりブックスからでていた舟越保武さんの 「大きな時計」を求めまして、これに末盛さんにサインをしていただきましたが、 そこに日付がはい…
末盛千枝子さんの新潮「波」6月号掲載の「父と母の娘」には、つぎのようなくだり がありました。 「(大学)入学式の帰り、・・知り合いの小さな真珠専門店で、ネックレスまで買って くれた。・・その真珠屋さんは、母の実家が懇意にしていた人だった。・・…