旅先で買った本

 今回の旅は、ほとんど書店によることができないというものになってしまいました。
時間が許せば話題となっている「代官山蔦屋書店」にでもいってみたいものと思って
おりましたが、渋谷界隈は乗り換えのために通過したのみで、降り立ったのはかって
住んでいたときに利用した目黒駅でありました。(目黒駅ビルには有隣堂があるはず
ですが、今回はよることができず。)
 旅で立ち寄ったといえる本屋は、谷中の「古書 信天翁」と表参道「クレヨンハウス」
の二店でありました。
「クレヨン・ハウス」を利用したのははじめてのことであります。メディアにとりあげ
られることが多く、どのような店であるのかと思っていましたが、なるほどの店であり
ました。元々は児童書からのスタートであるのでしょうが、女性関係の著作の品揃えも
よろしくて、山椒は小粒でもという感じです。
 当方はこの店の一階で、児童文学に関する評論などが並べられている棚をながめて
いたのですが、そういう本があるとは聞いていたものの、初めて眼にするものが多く、
眼福でありました。
 以前からこれは押さえておかなくてはと思ったものを、この書店で手にして購入を
決定です。

阪田寛夫の世界 (和泉選書)

阪田寛夫の世界 (和泉選書)

 著者である谷悦子さんは、まど・みちお研究をテーマにしているのですが、その
過程で先達である阪田寛夫さんにであったとあります。どちらかというと、児童文学
者としての阪田寛夫さんを取り上げているのでした。