本日はブックオフへ 2

 本日の仕事帰りには新刊本屋へと立ち寄りましたが、ブックオフへはよっておりま
せんので、話題は昨日の続きであります。
 本日に新刊本屋によったのは、「新潮」6月号の入手をもくろんでのことでありまし
たが、これは空振りとなりました。「群像」も「すばる」もあったのですが、「新潮」
は姿を消していました。本日が入荷予定日のはずでして、たぶん一冊しかはいって
いないはずですから、あるかなとは思ったのですが、これはこの町の本屋さんでは入手
することができないでしょうか。
 ということで昨日の話題に戻して、内澤旬子さんの「センセイの書斎」であります。
 これに小沢信男さんが取り上げられているのを知って、書店で立ち見をしたことが
あったのですが、ほかにどのような人が取り上げられているのかはまるで頭に残って
おりませんでした。
 なかを見ますと、森まゆみさん、津野海太郎さんなど小沢信男さんと近しい方の本棚
が描かれています。津野さんのところは、2001年1月が初出のようですので、津野さん
が「歩くひとりもの」生活に終止符をうったころとあります。
 内澤さんの本文から引用です。
津野海太郎さんの書斎はこの秋にできたばかり。長かった独身生活に数年前に終止符
を打って結婚し、新居を建てた。書斎を眺めながら、すこしばかり照れくさそうだ。
編集者として晶文社で幾多の本を作り、『黒テント』では多くの作品を演出するなど、
四十年の間に手がけてきた仕事はとても幅広い。」
 文庫本ですからすこし小さい書き文字によって津野さんの書棚にある本の一部が紹介
されていますが、当方などは知らぬうちに津野さんの影響を受けていることだなと思う
のでありました。