図書館から借りた本

 図書館から借りていた本を返すために図書館へと行き、また借りてきました。
お盆時期でありますから、すこしでも読みやすいものがよろしと思って、先日まで
借りていて、ほとんど読むことができていなかった後藤明生あみだくじ式対談集に
ついては一度お返しすることにしました。(これは借りる人が少なそうだから、ま
た次の機会に借りることにしましょう。)
 ということで、お盆に読む予定の本です。

ロッキング・オンの時代

ロッキング・オンの時代

 同時代を生きていて、関心領域もずいぶんと重なると思われるロッキング・オン
立ち上げメンバーが書いた本。それなのに、当方は、どうして「ロッキング・オン
に縁がなかったのかと、それを確かめるために、読んでみようと思いました。
 たぶん、当方のほうが権威に対して従順で、音楽もやわなものが好きというのが、
当方が「ロッキング・オン」の読者にならなかった原因でありましょう。
ロッキング・オン」は、「中村とうよう様 公開質問状」という文章を掲載してい
るのですが、この時期の当方は、いまだ「ニュー・ミュージック・マガジン」の読者
でありまして、中村とうようさんの影響下にありましたからね。
 それにしても、70年代初めに学生が作ったミニコミ雑誌が、それから40年以上も
たって、いまも健在であることには、素直に敬意を表することです。
書店やレコード店、ライブハウスなどに直接持ち込んでスタートした雑誌で、今も発
行が続いているものは、「本の雑誌」を除くと、これくらいしか思いあたりません。