本の雑誌 11月号

 本日の夕方に定期購読している「本の雑誌」11月号を入手するべく、車で20分ほど
かけたところにある書店へといってきました。その月によって、「本の雑誌」の入荷
日は変化するものですから、今回は「本の雑誌社」のホームページで取次ぎへの搬入
日を確認し、それから3日後くらいには、こちらの書店にも届くのではないかとあたり
をつけて、昨日に電話で入荷を確認したのですが、これは残念でありました。
いくらなんでも本日はと思ってまた電話をし、入っているのを確認してから受け取り
にいった次第。このお店は、日曜日がお休みとなりますので、本日に確保しなければ
週明けまで手にできないということになります。
 それにしても、地方に住んでいる読者は、こんな苦労をして「本の雑誌」を確保し
ているのですね。
 いくらなんでも、これはちょっと大変すぎと感じるようになってきましたので、
30年ほども定期で購入していた町の書店から「本の雑誌社」定期購読へと切り替える
こととしました。この町の本屋さんからの購入は、この11月号が最後となります。
来月からは、「本の雑誌社」さんよろしくです。
 ということで、早速なかをのぞいてみて、本日の話題を探しました。
 今月号で目にとまったのは、西村賢太さんの「日乗」にあった作家のことです。
それは8月13日のところにありました。
「帰室後ひと眠りしたのち、長見義三の短篇を四篇復読。」
 当方は、西村賢太さんの世界には明るくないので、どのような作家のものを読んで
いるのかも承知しておりませんでした。
そういうところに長見義三さんの名前がでてきたので、驚きでした。長見義三さんは、
作品集がでていますので、知っている人は知っているのでしょうが、まずはそんなに
メジャーな作家さんではありませんですね。
 西村さんが読んでいたのは、どこに収録されている短篇であったのでしょう。
一番入手しやすいのは恒文社からでていた作品集ですが、これは田村義也さんの装丁
になるもので、その関係で長見さんのことを、ずいぶんと前に話題としたことがあ
りました。

アイヌの学校 (長見義三作品集)

アイヌの学校 (長見義三作品集)

色丹島記

色丹島記

 
水仙

水仙

http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20070316