2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月も終わり

無職の生活も二ヶ月となりました。再就職の考えがないのでありますからして、 無職というのもあたっているのかどうかであります。その場合は、どのように自分 を言い表せばよろしいのでしょう。もちろん、名刺のようなものを作って持ち歩くこ ともなしです。…

幼児性の台風 

本日に、部屋の隅におかれている本を手にしてみたら、「幼児性の台風」なる言葉 が目にはいりました。週刊誌連載のコラムを一冊にしたものであります。 「 首相を評して、ナルシズムとサディズムのかたまりという批判がある。それはその 通りなのだが、要す…

旅先でも本屋へ

九州を駆け足で旅行をしていたのですが、限られた日程で多くの場所を訪ねてみよ うとしますと、新幹線というのはとても重宝するのでありました。 博多、鹿児島中央と多くは駅ビルが整備されて、東京資本のお店などがはいって、 そのまちらしい雰囲気がなくな…

早足で諫早散歩 6

諫早に一度いってみたいと思うようになったのは、市川森一さんの作品をみての ことであったかもしれません。当方がこのブログをはじめた頃に「諫早つながり」と いうことで、そのことを記しておりました。 http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20070217 これを記…

早足で諫早散歩 5

諫早までいって伊東静雄さんにあいさつをしないわけにはいきません。 とはいうものの、当方は伊東静雄さんの世界にはまるで不案内であります。今から四十 数年も前のことですが、大学同学の人が、わたしは明日から学校へはこないからといっ て、当方に一冊の…

早足で諫早散歩 4

早足で諫早散歩となったのは、十分に時間をとることができなかったためでありま す。お墓へといったのは朝6時から7時過ぎまでの1時間ほどでありましたので、これ はけっこうハードなことでありました。その朝9時の列車で諫早を離れることになって おりました…

早足で諫早散歩 3

諫早文学散歩の案内です。昨日に諫早市立図書館からいただいた案内図を掲げました が、これは文字がはっきりしませんですね。再度以下に掲げて、すこしコメントをつけ てみることとしましょう。 左上に黒く塗りつぶしてあるのがJR諫早駅です。ちょうど中央部…

早足で諫早散歩 2

諫早を訪れて、地元の人に案内を頼むこともなしに文学散歩をしてみようという方 への案内であります。 まずは情報を得るために諫早市立図書館へといってみることにしましょう。平日は 19時まで開館していました。(土日は17時までとのこと。) JR諫早駅でお…

早足で諫早散歩

ぐるっと九州をめぐったときに、諫早市に降り立ちまして早足で散歩をしてきまし た。あまり時間はなかったのでありますが、そのときにいただいた情報などを掲載し、 今後、諫早へといってみましょう(特に菖蒲忌などで)という方の参考になればと 思います。…

家に戻ると

一週間ほど家をあけていましたら、新聞と郵便物などが配達されていました。 新聞のページをひらくだけでも一仕事でありますが、そのほかにも庭の草とり、芝生 の刈り込みなどやることがいっぱいです。 届いていたもので一番楽しみにしておりましたのは「本の…

まだ旅先に 3

一週間をこえて、いまだ旅先であります。昨日は気温があがり、まるで盛夏のような 暑さとなりました。もともと北国育ちで、暑さに弱いのでありますが、午後の時間を 利用してバラ園見物にでかけました。 行き先は「枚方公園」となります。鉄道会社が経営する…

まだ旅先に 2

地元にいるよりも、旅先のほうがずっと歩くことです。旅にでている時のほうが、 興味のわく場所があるせいですね。 本日は早朝に散歩といって、北にむかって歩きだしました。以前から気になっていた 場所でありますが、宿泊しているところから、地下鉄の駅で…

まだ旅先に

九州から大阪経由で自宅にですが、旅のつかれをいやすといって、本日もまだ 大阪であります。本日は古くからの友人と久しぶり(前回にあったのは、数年前の京都 知恩寺で古本まつり会場でした。)の再開でした。 本日の落ち合い場所は天神橋筋商店街で、お目…

九州五日目

九州旅行も本日が最終日となります。JRの乗り放題パスを使っての鉄道旅です。 この時間からは、帰路となります。できるだけ一筆書きの要領で、JR九州御自慢の特急に いくつのれるかでありますが、途中で観光とかお墓参りもはさまりますので、これでは、 いく…

九州四日目

諫早市で宿泊するという幸運です。普通でありましたら、何で諫早何かに泊まるのよ という家人の声がとんで来そうでありますが、長崎で宿が確保できないのであれば、 しょうがありません。 今朝は、食事を前に散歩方々、野呂さんのお墓参りを実行です。 先日…

九州三日目

本日は終日長崎市と諌早をうろうろとしておりました。今回の旅行では、いつも 旅行のときに持ち歩いていたレッツノートをおいてきたこともあり、文字入力が 思うにまかせずです。なかなかやっかいなことです。 本日の午前は、舟越保武さんが、おつくりになっ…

九州二日目

本日は、九州での二日目となりますが、限られた時間のなかで、どこまで見て歩く ことができるかです。当方がいくことを望んでいたのは、諌早市立図書館であり ます。ここには郷土の文人を顕彰する、コーナーがあって、伊東静雄、野呂邦暢、 市川森一さんの三…

本日より九州

新幹線を利用して新大阪から一気に鹿児島入りです。大阪をでる時はお天気よし でしたが、鹿児島は曇天でありました。駆け足で名所をみてまわりましたが、桜島 は雲がかかっておりました。尚古集成館を出る頃には、雨となりました。 雨になったら本屋に逃れる…

旅先で本屋に

本日からしばらく旅にでています。本番は明日からの鉄道旅行でありますが、その準備ということで、すでに自宅を離れています。 本日はすこし時間がありましたので、近所の本屋さんへといってきました。こちらの 基準でいきますと普通の本屋さんでありますが…

すこしでも販売協力

一週間ほど前に、みずのわ出版から新刊「書影の森」が届いたことは、話題にしまし たが、( http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20150505 )この本の刊行を記念しての トークライブが開催と「みずのわ」さんから案内がありました。 いまどき、このような本をだ…

いよいよ刊行開始

本日の新聞に「谷崎潤一郎全集」決定版 全26巻の広告がでていました。 「いよいよ刊行開始」とあります。これは「中央公論新社 創業130周年記念出版」と なるのだそうです。「中央公論社 創業130周年」というのであれば、もっとすっきり するのですが、「新…

訃報あり

いまほどネットを見ていましたら、長田弘さんがなくなっていたとの報道がありま した。亡くなったのは5月3日で、ちょうど一週間が経過していたことになります。 つい最近に全詩集がでたかと思いますが、これは病床にあった長田さんへのエールと なる出版であ…

本日はブックオフへ

本日は久しぶりでブックオフへといってきました。本を買いにいったのは先月の 四天王寺古本まつり以来ではないかと思ってしまいましたが、よーく考えてみまし たら、そんなことはありませんでした。 いつも愚痴るように、最近の当方の本屋環境はひどく貧しく…

月が変わって 3

「みすず」は連載ものがほとんどですから、この連載ものに関心が持てないという ことになりますと、読まずに積ん読ということになってしまいます。 5月号でいきますと保坂和志さんのものとか、今福龍太さんのものを敬遠していま すが、このお二人をあわせる…

月が変わって 2

「みすず」5月号が届いています。ほとんどすべてが連載ものからなりますが、 一番長く連載されていますのは、外岡秀俊さんの「傍観者からの手紙」となります。 この5月号で122回とありますので、十年以上にわたって連載されています。 それに次いで長い連…

大型連休気分に浸る

昨年の大型連休は土日以外は仕事をしていて連休気分を味わうことができず、今年 は仕事をリタイヤしたため、毎日がお休みでありまして、大型連休といっても、特に 感慨はなしであります。 それではすこしさびしいので、大型連休の気分を味わうためにドライブ…

本日到着です

周防大島町にある「みずのわ出版」さんが出版された臼田捷治著「書影の森 筑摩書 房の装幀 1940ー2014」が届きました。 この本については、デザインを担当された林哲夫さんのブログで製作過程から報告が ありまして、完成が待たれていたものであります。先月…

月がかわって

昨年までは大型連休とはいっても、ウィークディは仕事をしておりまして、昨年の 今頃は大型連休とはどこの話という感じでありました。今年は仕事をやめたせいもあ りまして、超大型連休の日々であります。 毎日が休みになりますと曜日の感覚とか、月が変わっ…

本日は憲法記念日

戦後70年というか敗戦70年でありますね。 「戦後、人々が民主主義政治だといって大さわぎしていることに、私は少しも同調す ることができなかった。私にいわせれば、本質的には、そんなものは、ひとつの不手 際な真似事、見せかけの政治ごっこにすぎなかった…

庫田叕さんについて 3

一昨日に庫田夫人 馬淵美意子さんが草野心平にあてた1949年の書簡を紹介した なかに、次のくだりがありました。 「あなたは頼りにならぬことがわかったし、昭森社は一生懸命になってくれるやう ですけれども一寸力の足りないところがあるし」 これは生活苦の…