周防大島町にある「みずのわ出版」さんが出版された臼田捷治著「書影の森 筑摩書
房の装幀 1940ー2014」が届きました。
この本については、デザインを担当された林哲夫さんのブログで製作過程から報告が
ありまして、完成が待たれていたものであります。先月末に出来上がって、予約申し込
みの方には順次発送とみずのわ出版からもアナウンスされていましたが、お待たせしま
したで、本日に当方の手元にも届きました。本州のはずれ周防大島のみずのわさんから、
桜前線が北上するがごとし（それよりもずっと早いのですが、山口から当方の住むとこ
ろまで北上するとすれば、桜前線くらいしか思いうかびませんでした。）
届いたら、すぐになかに目を通したといいたいとことでありますが、これがもったい
なくてでありまして、このブログ用に写真などをうつして、机の上においたままで眺め
ております。
これまで、デザイナー個人の作品をあつめての本はありましたでしょうが、出版社を
とりあげてのものは、ほとんど他にないのではないでしょうか。筑摩書房くらいの会社
規模がこのような取り上げをするには、むいているようです。大きな出版社には、総合
出版目録もだされていないというような会社もありますからして、適正な規模ということ
があるようです。
これが表紙となります。
中をのぞいてみましたら、このようにレイアウト。
こちらは当方が気になっている庫田 叕さんが担当したものが掲載されていました。
