旅先で本屋に

 本日からしばらく旅にでています。本番は明日からの鉄道旅行でありますが、その準備ということで、すでに自宅を離れています。
 本日はすこし時間がありましたので、近所の本屋さんへといってきました。こちらの
基準でいきますと普通の本屋さんでありますが、当方の街の現状では、とんでもない
品揃えの店ということになります。店にはところどころに椅子がおいてあって、それに
すわって本を読んでいる年配客があって、この街にすまっていれば、当方もあの方々の
ように図書館代わりに売り物の本を座り読みするものをと思っておりました。
 これから旅がはじまりますので、本を買いますと荷物が増えて身動きがとれなくなる
おそれがあり、これは十分に考えてであります。
 本日手にしたもので一番買おうかどうかと迷ったのは、次の一冊でありました。

 数日前に中野章子さんの「朱雀の洛中日記」を拝見しましたら、これが刊行されたと
ありました。この巻の刊行日は5月7日となっているのだそうですが、これは野呂邦暢さんの命日とのことです。
http://suzaku62.blog.eonet.jp/default/2015/05/post-5a46.html
 そういえば、野呂さんを追悼する菖蒲忌もまもなくでありました。