週末にむけて

 週末に来客ありで、それにむけて片付けの実施であります。とはいうものの作業は
まったく遅れていて、結局は居間におかれている本などを手当たり次第に段ボール箱
いれて、どこかに積んでおくしかないのでしょうか。やみくもに段ボール箱につめると
あとで、探し出すのが大変になるのですが。
 そう思っている時に手にしたのが、「本の雑誌」7月号 特集「絶景書斎を巡る旅!」
であります。「本の雑誌」「創刊39年にして初!の巻頭カラー16ページ」となるもの
です。今月は特別定価でありまして、例月よりも値段が高くなっていることもあり、
これが本屋さんから配達されたのを受け取った家人は、いつもこんなに高かったと
いったのであります。( わずかな違いに気付く家人は正しい )

本の雑誌373号

本の雑誌373号

 それにしても、「本の雑誌」の読者は本を買うに精一杯で書棚などを用意する余裕
はないのだろうと思っていたのですが、こうした特集があるというのは、けっして
そうではないのですね。
 書棚に縁のないのは、当方だけでありましょうか。所蔵する5万冊の本のすべての
背表紙を見えるようにしたという京極夏彦さんの信じられない書庫・書斎もありです。
当方のところで、背表紙が見えるのは全体のどのくらいでしょう。まあ考えてもあまり
意味のあることではありません。
 当方が持っている書棚は、学生のころからあるスチール製のものが4本、文庫を収納
するための安価で、安定の悪い書棚が二本、あとつくりつけの書棚が居間にあって、
これですべてです。もう何十年も書棚を購入しておりません。(書棚を買うくらい
なら本を買うわいと思っていました。)
 スチール書棚の二本と文庫棚は物置におかれていますが、物置の入り口のところに
は、自転車や園芸用の道具などあれこれと置かれていて、それをよけずには書棚に
たどり着けないことになっています。
 部屋にあるスチール書棚は、それなりに良いポジションでして、ここに置かれている
本は、それなりに愛着のあるものです。
 一番の場所は居間のつくりつけですが、これはスペースが少ないので特別の場所と
なります。それぞれのところに何がおかれているかですが、最近は、ほとんど置き換
えがされていませんので、居間におかれたものの背表紙が日焼けしたりしています。