待ち時間に読む本 2

 最近、待ち時間に読む本として持参しているのは、作家 伊井直行さんの作品であり
ます。この作家さんは、どのくらい読まれているのかなと思いますが、当方が読むよう
になったのは、朝日新聞文芸時評で紹介されていたのを見たからであります。あれは
どなたが取り上げていたものでしょう。平成15年朝日文芸時評で検索をかけてみました
が、すぐにはわかりませんでした。
 これの紹介文では、この作品の設定をみますと、これは「濁った激流にかかる橋」に
つながる作品であるとあったのであります。これはなんじゃと、当方にしては珍しく
「お母さんの恋人」が掲載されている「群像」を購入して読んだ記憶がありです。

濁った激流にかかる橋 (講談社文芸文庫)

濁った激流にかかる橋 (講談社文芸文庫)

お母さんの恋人

お母さんの恋人

 当方が知るようになった時には、すでに東海大学に講座をもつようになっていまし
たので、発表される作品が、ぐんと少なくなっていました。