父の日に期待かな

 「母の日」とくらべると影は薄いのでありますが、6月には「父の日」であります。
Amazonからは「父の日」におすすめの商品という感じでメールが届いたりしますが、
「父の日」のために用意される予算というのは、どのくらいでありましょう。
予算2千円から1万円くらいまでで、当方が欲しいなと思うものであります。
 まずは予算額の低いほうからにしますか。
2千円までだとしたらであります。

 河出書房からの新鋭作家叢書は、安いものは5百円くらいであるのですが、一番の
高額が「後藤明生集」であるようです。この新鋭作家叢書が新刊ででていた時に購入
したのが数冊あって、あとはかなり安価に買ったのですが、後藤明生集は買っていな
くて、今頃になって買おうと思ったら、ずいぶんと高いので躊躇しています。
これをギフトでもらったらうれしいことです。
3千円コースであります。
日が沈むのを (野呂邦暢小説集成2)

日が沈むのを (野呂邦暢小説集成2)

 読んでいるかどうかは別にして、野呂邦暢さんの小説は、けっこう手元にあるよう
であります。かって集英社文庫にはいっていた作品などもあって、これでなくては
読めないということもあって、書店で何度も手にして、また棚に戻すというのが続い
ています。このシリーズは全8巻だそうです。文遊社というのは、すごい思いきった
版元です。この最終巻は資料集ですから、これは文句なしに買いです。
4千円コースはこれかな。
この人を見よ

この人を見よ

またまた後藤明生さんであります。新刊で購入できる後藤明生さんの未完小説。
これが書かれていた頃は、後藤明生さんのものを追いかけていなかったので、こう
作品が書かれていたのは知りませんでした。後藤明生さんの作品がマイブームに
なっているのは、後藤明生さんが大阪に居住し、谷町筋を動いていたからでありま
す。
もうすこし張り込んでくれれば、次のもの。これなどは、まさに「父の日」ギフトに最適商品であります。これの続巻が今月
中旬にでて、あわせたら1万円をこえるではないか。
 ということで、「父の日」ギフトを検討されている皆様の参考になればであり
ます。(そんなわけないか。)