旅の空から 5

 晴れ男であることを自認しておりましたが、自信を失ってしまう、ここのところのお天気です。
 富山行きで一番楽しみにしていた立山連峰は、本日の朝になっても雲ははれずで、姿をみることがかなわずでした。これは、本当に残念なことで、また次の機会であります。
 鉄道旅行の5日目で最終日となりますが、本日は富山から京都まで移動して、ここが最終目的地となりました。
 京都で開催されている平野甲賀晶文社展を見るためであります。平野甲賀さんの展示は、これまでもあったと思いますが、これまで縁がなく、今回は是非とも行ったてみようと思ったものです。
 京都の宿舎から地下鉄を乗り継いで行ったのですが、雨にあたることもなく会場に到着です。
 当方にとっては、平野甲賀さんが装丁する晶文社の本は、まさに血肉の一部でありまして、本日の展示を見ながら、晶文社本のデザインの変遷と平野甲賀さんの書体の多様さを楽しんでおりました。



 この展示は、10月24日までとのこと、平野さんへのインタビュー映像などもあり、ポスターはないものの、平野さんの守備範囲のかなりをカバーしたものとなっています。
 なんと、これは京都dddギャラリーの企画で、入場無料となっています。東京ではなく、京都で開催というのは、京都のほうが、平野さんがお住まいの小豆島から近いからでしょうか。