卵パニックにならぬように

 コロナが格下げになろうとしているときに、鳥インフルエンザであります。

北海道札幌近郊にある養鶏場で鳥インフルの感染が確認されて、殺処分したの

ですが、一か所ではすまず、あわせて三か所、北海道の鶏の2割以上が姿を消す

ことになりです。

 これの影響が当方の生活に及ばないはずはないのでありますが、おっとり刀で

週末になっていつもの生協へと買い物にいったついでに、卵を買おうとしました

ら、まったく品物がなくて、本日の入荷分は品切れとなりと断り書きがありです。

 ということは、どこのスーパーへといっても卵の入手はできないということだ

なと悟りました。幸いなことに自宅近くの客の少ないコンビニに在庫していまし

て、とりあえず一週間は大丈夫そうであります。

 それにしてもにわとりが先かたまごが先かといっても、こういう事態になりま

したら、結論はあきらかでありまして、にわとりのいないところに卵はなしです。

たぶん、この影響は相当に長く続くのでありましょう。

 今回の卵不足でパニックにならずに、卵の値段はやすければいいのかとか、食

糧の自給率をあげるような方向で考えていくことができればよろしいのですが。

日本の食糧をめぐっては、相当にひどいことになっているのですよね。 

 どちらにしても、しばらくは卵をたくさん使うお菓子などを作るのは控えなく

てはいけないようです。

 明日は車のタイヤ交換の予定になっているので、物置から夏用のタイヤを取り

出して車のトランクに収めることになりです。そのときに、積んである段ボール

箱のなかをチェックです。ここには、「図書」「ちくま」「本の雑誌」などが

未整理で入れられていて、これがかなりの量になるものですから、さてこれらを

どうしようかと思案することにです。結局は処分するしかないのでしょうね。

 そんな箱の中には、アナログVTRテープがあって、タイトルをみますと

「父とくらせば」とありまして、その昔にNHKBSで放送したものですが、

すまけいと梅沢昌代さんが紀伊国屋ホールでの公演。おお、これはデジタルに

取り込まなくてはと、とりだして早速ビデオデッキにかけて、それをレコーダー

に取り込んで、まずはデジタル変換です。

 たぶん、すまけいの代表作の一つ。当方は「きらめく星座」のすまけいは見て

いるのですが、こちらの舞台は見ることができておらず、この放送で知るのみ

であります。

 時間はかかるけども、アナログVTRのデジタル化を行っていかなくてはです。

 「父と暮らせば」のポスターを転用した和田誠さんの装幀本でありますが、

新潮文庫のほうは1998年以降でありますので、前田吟さんと春風ひとみさん

でTHE座のほうは2004年のものですから辻萬長さんと西尾マリさんでありま

すね。

 和田誠さんによるすまけいさんと梅沢昌代さんのものが、すぐに見つからない

のが残念。