いつからなのだろう

 例年この時期には、近くのスーパーの店先にテントが立ちまして、そこが

「歳の市」という感じでお飾りとか神社の御札などもおかれておりました。

寒い時期でありまして、高校生とおぼしきバイトさんと花屋の店員さんが石油

ストーブにあたりながら、販売をしていました。

 正月用のお飾りはでできれば、このお店で買いたいものと思っておりました。

子どもが小さいときにはまゆ玉なども飾ってにぎやかにしたものです。当方が

こどもの頃には、ほぼ必ずまゆ玉飾りなどをしたものですが、いつからやって

いないかな。

 今年も歳の市の時期をむかえたのでありますが、いつもテントが立っていた

ところはがらんとして、スーパーの店内にお飾りとかが販売されていました。

あの店は、いつから出なくなっていたのでありましょう。ああいう風情がなくな

るのは、ちょっとさびしいことであります。

 そういえば、当方が購読している新聞で半世紀も前から続いていました、

「今年の回顧」というシリーズが、今年はこれまでのところないのではないで

しょうか。もともとは、ずっと夕刊での掲載であったものですが、夕刊から朝刊

へと紙面がかわっても継続していました。

 今年になくなったのではなく、昨年にはもうなかったのかもしれませんが、

半世紀も楽しみにしていた当方としては、これもちょっと残念であります。

当方が吉田秀和さんのことを知ったのは、「今年の回顧」欄のコメントであり

ました。

 年を越すことが出来ずに終わってしまうことは、当方が気付かないだけで

他にもあるのでしょう。新しく興ることよりも、慣れ親しんてなくなりつつあるも

ののほうが、ずっと愛着があることで、70歳も半ば近くなりますと、これは

やむを得ないかなです。

 本日は買い物の時に、近くのコンビニ書店に立ち寄って、家人が楽しみに

している「ロッキング・オン・ジャパン」を確保です。めでたくなんとか年内の

入手できて、お正月の楽しみとなるとのことです。

 家人のエレカシ宮本浩次のおっかけは、今年も順調でありましたが、年明

けの1月3日に武道館であるエレカシライブは、さすがに行くことができないと、

チケット確保を見送りです。

 このあとのライブに期待でありますね。