旅に出ても本屋へ

 LCCを乗り継いで、自宅を出てから8時間ほどで、本日の目的地に到着です。

本日は移動日でありまして、宿に入りましたら、荷物をおいてから、町の散策

を開始です。

 最近はどこの町に行きましても、昔からの老舗本屋さんが、姿を消して全国

展開のお店が主流になっていますが、本日に散策した町は地元の本屋さんが健在

でありまして、たまたま立ち寄った店も品揃えがよろしくて、経営は大変なので

しょうが、こういう店があって、この町の人は幸せなことと思いました。

 こうしたお店では、地元に関わる刊行物をチェックするようにしているのです

が、本日は当方が追いかけている方についての未知の本を目にすることになり

です。ここでであったのは運命的なことであり、エイやっと買うことにしまし

た、本にはポップが添えられていて、そこにはこの町に住んでいたとありまし

た。東京から小豆島へ移住して晩年は、この町に住んいたのでありますね。

そういうことをあらためて思い出させてくれる本であります。

平野甲賀

 この本は2020年11月の刊行だそうで、それにあわせてギャラリーでの

展示もあったとのことです。これも知りませんでした。

 この中には、平野さんによる長谷川四郎さんについてのエッセイと、描き

文字による四郎さんの詩に四郎さんのイラストを合わせものもあって、大

満足のものとなりました。高松は、良い町であるな。

 そのあとちょっとわかりにくいところにあると評判の古本屋を訪ねる

ことにです。ちょっとみつけることが出来ずで、スマホに道案内を頼む

ことにです。予約必要とのことで、店の前から電話をしましたら、すこし

まで店にいたとかで、すぐに戻ってらして、店を開けてくださいました。

おかげさまで、迷いながらもきたかいがあることです。

な夕書 完全予約の古書店。電話してから来てねだそうです。

 移動日というにしては、ずいぶんと実りがおおいことです。ひとつ残念で

あったのは、琴電瓦町駅近くにある洋食屋さんで夕食を食べることができな

かったこと。夜の営業がはじまってすぐに前を通って、場所を確認して、

本屋歩きを終えたら、ここで食事と思ったのでありますが、戻ってみました

ならば、大行列が狭い店の前にできておりました。これは、よみがまるで

甘かったことです。