肩書はどうしようか

 こちらの新聞を見ていた時に感じたことであります。こちらの新聞には

北海道の訃報欄というのがありまして、希望しましたら、訃報を無料で

掲載してくれることになります。故人の名前、葬儀の場所と日程、それに

喪主の名前、葬儀委員長の名前なんてのも掲載されます。

 もちろん、これは無料広告であるのですが、この掲載を見て、墓石屋や

法要のお返しなどの売り込みがくるという仕掛けになっています。(ある

種、個人情報を商売に使ってくださいと出すことになりです。)

 本日の新聞には、知人の訃報が掲載されていまして、それには葬儀委

員長ということで、これまた知人の名前がありました。あの方は今は、この

ような肩書(役職)であるのかと思ったことです。それにしても最近は

家族葬が多くなって、葬儀委員長などがいるのは珍しいことになりです。

 当方が仕事に就いた半世紀ほど前でありましたら、葬儀といえば職場や

地域で行うものでありました。職場の長とか町内会長さんに葬儀委員長を

お願いして、皆で手伝いをしたものです。

 結婚式なども同様でありましたね。当方が結婚した頃には、職場に同世

代が溢れていましたので、次から次へと会費制の結婚式がありまして、多い

ときでは年に5、6回となりました。この時には、職場長に仲人をお願いする

のがならわしで、管理職になれば、仲人とか葬儀委員長をするのが組織人

の役割と思っておりました。

 ところがでありますが、当方がそうした年格好になった時には、職場を

あげて結婚式を開くなんてことはなくなっていまして、残念なのか、幸いなの

かわかりませんが、当方は仲人役を演じることもなしで、終わりそうでありま

す。合わせて、葬儀委員長もそうですね。

 職場とか町内会というのに代わって、そこにそれを商売とする業者が起

こってきて、この変化となったのですが、助け合いではなく、金銭を支払って、

サービスを受け取るほうが、気分的に負担とならぬということでしょうか。

 当方などは、もう頼まれることもないのに、頼まれたら肩書はどういたしま

しょうかと頭を悩ましたりですが、そんな心配もいらないということで。

 本日は午前にパンの仕込みをしてから、トレーニングへとでかけ、戻って

から発酵が終わったパン種を成型して、パンを焼くことにです。本日は酵母

の出来がよかったので、良くあがりましたが、それでも念のためすこしドライ

イーストを加えました。 

 まずまずの出来上がりですので、明日の朝は、このパンをカットして食べる

ことにいたしましょう。

 本日はこれまでのところ、まるで本を読むことができておりません。

 家人の買い物に同行して、家人が買い物をしている時に、車の中で持参の

文庫本を開いていただけであります。

 田辺聖子さんの「私の大阪八景」となりますが、本日に読んでいたところに

は、「連日空襲があるようになって」とありました。これは1945年のところです

が、大阪の最初の空襲は、その年の3月13日から14日にかけてとのことで、

東京の大空襲に遅れること3日でした。