「本の雑誌」特大号のおかげで

 昨日に届いた「本の雑誌」特大号に掲載の2021年度 私のベスト3を

見ていましたら、お二人のかたが佐久間文子さんの「ツボちゃんの話」あげ

ていました。

 お一人は内堀弘さん、もうお一方は北村薫さんで、こちらは「特別な本なの

でベスト3の対象外」と記していました。

 当方も早々に確保したのに、いまだに読むことができていないことで、そろ

そろ読まなくてはいかないかと思うようになりました。

そんな気分になっているところに、とある方のアンテナにあった「JUNK」さん

のブログページの「昭和にサヨウナラ」という書名に目がいくことになりです。

かって坪内さんが深く関わっていた「en-taxi」に連載していた文章を収録した

ものですが、当方はとびとびに「en-taxi」を購入していたのですが、この本に

ついては購入していないはずと、購書リストをチェックしてみることに。

 2016年以降にリストにはありませんので、たぶんないのでありましょう

と図書館の蔵書検索をしてみることにです。そうしましたら、分館に架蔵され

ていることがわかりましたので、本日の外出の途中で立ち寄り、無事に借りだ

すことができました。これはよかった。

 そう思って、自宅に戻ってから、当方のブログでこれを話題にしていないか

と思ってみましたら、なんと2017年2月に購入したと話題にしているでは

ないですか。まったく情けなや(単に購書リストに記載していなかっただけの

話であります。)それで探してみましたら、ちゃんと書棚にささってありまし

た。わざわざ分館まで借りに行くこともなかったのですが、まあ今すぐに読ん

でみたいと思わせるだけ、坪内さんのものは魅力がありということです。

(それにしても、古書で買っていたら大変でありました。)

 ということで、本日は「本の雑誌」特大号のおかげで、「ツボちゃんの話」

ではなく「ツボちゃんの本」を借りに走ったら、その本は自宅にあったという

お粗末な話であります。