臨時収入に期待して

 どうやら今月は臨時収入が入りそうであります。別に宝くじがあたったわけ

ではなくって、季節の臨時収入だそうで、ありがたいことです。

いつもは手の出ない本でも買いましょうかな。(そういえば、先日に小さな

ダンボールに一つ本を送ってもらったのは、この臨時収入をあてにしてのこと

ではなかったのかです。)

 いまだに緊急事態でありまして、当方はこれに関しては権力に従順でありま

して、どこにもでかけないもので、あちこちからライブをやりますよという声

が聞こえても、それじゃとチケット確保に動くこともありません。7月には

ひいきのBiSHでさんが大阪城ホールで2daysコンサートをやるとのことですが、

チケットの入手は困難なのでしょうが、それでもなんとなくチケット争奪戦に

参加してみたくもあったのです。それでも7月に大阪へといくのは、いかがな

ものかですね。

 ということで、かわりに参加するのは配信ライブですが、これは家人がこの

ところ応援しています宮本浩次さんのものでありまして、どのようなライブを

見せてくれるのかわかりませんが、次の土曜日(12日)の18時からライブ

開始ということで、MacBook Proで受けて、それをTV画面に送って、ステレオ

から音声をだして見物することになるのでしょうね。

 今月に刊行となるもので楽しみなのは、次のものですが、これは臨時収入が

なくとも買うのでありますね。

  やっとこさで文庫にはいることになった「愛についてのデッサン」でありま

すね。元版は角川(「野性時代」に連載をまとめたもの)ですから、文庫とし

ては角川であっても不思議ではないのですが、路線があわないせいもあって、

ちくま文庫の広告にもありますように「今まで文庫にならなかったことが奇跡」

と思われる一冊です。

 当方は、野呂邦暢さんはこの連作集を最初に読んで(正しくは、最初に読んだ

のは「草のつるぎ」ですが、これでははまらずでした。「愛についてのデッサン」

に収録の作品が、アンソロジーに収録されていたのを読んで、それから連作集を

購入したのでありました。)好きになったこともありまして、これがもっと簡単

に読めるようになったらとずっと思っておりました。

 いまはそう高価ではないかもしれませんが、このブログを始めたころには、

野呂邦暢さんの作品はほとんど入手困難で、しかも古書価も高かったのでありま

すね。

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