先日に近所の大型リサイクルショップへと足を運びましたら、そこの書籍コーナー
は4月28日から5月7日まで、全品30%オフと告知されていました。この店はこれま
で、ほとんどセールをすることがなかったので、これは珍しいこと。これまで足を
運ぶたびに値段が下がっていないかとチェックしていたものを、これを機に購入しな
くてはと、本日の午前のうちに出かけてみました。
この店にあって、一番気持ちが動くのは野呂邦暢さんのみすず書房からでたもので
すが、これはすでに持っているので、ダブり本は買わないという原則を通すことにし
ました。(半額の3割引ですから、定価の何割でありましょうか。これは安い!)
- 作者: 野呂邦暢
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2006/06/20
- メディア: 単行本
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- 作者: 辻原登
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/06/15
- メディア: 文庫
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であります。辻原さんの作品は時間をかけて集めているという感じになっています。
暗い犯罪ものは苦手でありまして、読んだあとの気持ちがよろしくないというのが、
これまでこの本を買わずに来た原因でありましょう。
昨年くらいでしたか「冬の旅」が文庫になったのを機に、これを購入して読み、
今年にはいって「籠の鸚鵡」も読んだのであります。
となると、こわいものみたさで、これもとなりました。
この作品は、「群像」に2013年連載されたもので、本日は三分の一ほど読み進みま
した。本日も残りが少ないのですが、さてどこまでいけますでしょうか。