仕込みは十分に

 今年にかぎってのことではありますが、明日からは祝日が続く連休と

なります。どうしてこんなところでお休みが続くのかというのは、50年も

経過したらわからなくなるでしょう。

 それはさて、休み期間中に手にする本を仕込むことになりです。一冊読む

にも四苦八苦しているのに、そんなに仕込んでどうするのですが、まあこれ

は意欲のあらわれということで、よく考えなくてはです。ほんとあとは読む

だけなんですが。

 本日に届いたのは、編集工房ノアから「山田稔自選集 3」でした。ほぼ

予定とおり完結です。さっそくに目にしたのは、巻末の自筆年譜です。

山田稔さんのこれまでの年譜には講談社文芸文庫「残光のなかで」の年譜が

ありますが、あれを大幅に整理して2005年以降のことも記されています。

どのようなところが変わったのかなと、文芸文庫をひっぱりだして、すこし

つけあわせです。なるほどな、このようにかわったかなです。

残光のなかで 山田稔作品選 (講談社文芸文庫)
 

 この年譜をみて、当方がとっても残念に思ったのは2013年のところに

茨木 富士正晴記念館へと行ったということが記載されていないことで

すね。2013年の記載は二件のみで、他の年よりも簡単すぎること。

 当方が山田稔さんをお見かけしたのは、ただの一度でそれが2013年11月

9日のことでありました。

vzf12576.hatenablog.com このときに、当方はカメラを持参し、図々しくも控室で山田稔さん、

小沢信男さん、福田紀一さん三人が一緒にいるところを写真に収める

ことになりました。この写真は、人を介して山田さんのところに届き、

その後に丁寧なお礼状をいただくことになりました。

 この翌々年の2015年7月14日に福田紀一さんはお亡くなりになりまし

たので、このスリーショットはとても貴重なものとなりですが、まだま

だ当方の写真フォルダーでの保存が続き、公開の機会はなさそうであり

ます。

  山田稔さんのファンとして編集工房ノアには感謝しなくていけません

ですね。