本日は茨木へ

 本日は茨木市へと足をのばしました。お目当ては茨木市中央図書館でありま
すが、昨年も十一月に訪れていますので、なんと一年に一回は足を運ぶという
ことになっていて、地元の図書館よりも利用頻度が高いのではないかと思うほど
です。
( 昨年の訪問記は http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20121123 でした。)
 図書館に併設されている富士正晴記念館では、年に一度講演会を開催するの
ですが、今年は冨士正晴さんの生誕百周年記念ということで、東京から小沢信男
さんを招いての会でありました。
 当方は大阪に親戚があり、宿泊代がかからないねぐらが確保できることと驚く
ほど安い桃便のおかげで、この会への聴講申し込みが可能となったわけです。
 本日の小沢さんの「冨士正晴の兵隊小説を読み返す」というお話もですが、
会場にいらしていた小沢さんの文学つながりの方々の顔を拝見できたことも、
大きな収穫でありました。
 山田稔さん、福田紀一さん、小沢信男さんが歓談する様子などは、ほとんど
目で見る文学史のひとこまのようです。
 いずれの作家さんも、当方が二十歳そこそこから作品でなじんできたばかりで
ありまして、このお歴々が一堂に会しているのをみて感激したというのが、本日
の感想です。
 茨木市中央図書館には感謝感謝!です。