本日は当方にとって「モンブランの日」となります。当方だけがそのように
思っているのでありまして、これを普及させようとか登録しようなんてことは
これっぽっちも(なんて、最近の政治家みたいな言い方)考えておりません。
本日がどうして「モンブランの日」であるかは、以前も書いているのでした。
vzf12576.hatenablog.com 拙ブログに登場する「モンブラン」は、万年筆ブランドであることのほうが
断然多いのですが、10月21日に関しては栗を使った「白き山」というお菓子
のことになります。このあと、お店やさんから買ってきた「白き山」をいただき
ます。
買い物にいったついでに行きつけの本屋によることになりです。単行本に
なにかめぼしいものはないかなと思っていたら、次のものがありました。
大倉徹也さんの名前にピンと来る人は「小沢昭一的こころ」をラジオで聞いて
いた人でしょうか。うんと昔の「夢であいましょう」などの作家もしていたようです
が、これを見ていた時代には作家さんが誰であるかなんてまるで気にならなかっ
たからな。
当方が大倉さんのことを意識したのは、数年前に月の輪書林が刊行した目録
で「青山光二」さんの旧蔵本を特集した時に、そこから大倉さんの「VIKING海賊
版 東京ブランチ誕生 満四十年記念号」という冊子を購入したことによって
です。
「VIKING 東京ブランチ」といえば、立ち上げメンバーの一人が小沢信男さん
でありまして、この「海賊版」には「東京ブランチ誕生事情 VIKINGと小沢信男氏」
という文章があります。そんなわけで大倉さんといえば、小沢さんつながりになる
のでありました。
ということで、本日に大倉さんの「放送作家の時間」を手にしたときも、まずは
その目次をさーっと見てから、小沢さんの名前がでてくるかぱらぱらとみてみまし
たが、本日の立ち見では見出すことができずでありました。
この時間に手にしている「VIKING海賊版 東京ブランチ誕生 満四十年記
念号」という冊子にも、大倉さんの「放送作家」としての仕事がうかがえるような
くだりはありませんでした。
ちなみに本日の大倉さんの冊子には、大倉さんから青山光二さんにあてた
私信がはいってまして、そこには、未知の青山さんにこの冊子を送ることになっ
たいわれが書かれていました。
大倉さんは、本年2月4日にお亡くなりになったとありました。