本日の新聞夕刊を見ましたら講談社でやっていた「あなたの好きな大江健三
郎作品」の結果が掲載されていました。講談社のサイトで投票をするというも
のですが、432人の人が投票したとありました。その結果についてのくわしく
は講談社の特別サイトにありました。
ちなみに気になる(?)ベスト10は以下のとおりだそうです。
1位(50票) | 万延元年のフットボール |
2位(27票) | 個人的な体験 |
2位(27票) | 芽むしり仔撃ち |
4位(26票) | 新しい人よ眼ざめよ |
5位(25票) | 飼育 |
6位(19票) | 懐かしい年への手紙 |
7位(18票) | 同時代ゲーム |
8位(17票) | 洪水はわが魂に及び |
9位(16票) | 奇妙な仕事 |
10位(15票) | セヴンティーン |
432人の投票というのが多いのか少ないのかであります。どちらにしてもこの
数字とリストからうかがえるのは、大江さんのファンは、あまりネットにはでて
こなくて、年齢が高そうだなということですね。
このベスト10をみたら、ほとんど当方にもなじみの作品ばかりでありまして、
ほとんど同時代に読んだものばかりです。
当方が一押しするとしたら、なんでしょう。やはり「個人的な体験」かな。
なにがやはりなのかは説明のしようがないのですが、なんとなく「やはり」と
記してしまうのでした。