朝にネットでニュースのヘッドラインを見ておりましたら、ロバータ・フラック
さんが亡くなったとありました。88歳で、晩年は病気で音楽活動もできていな
かったようでした。
ちょうど1970年ころのことになりますが、彼女が二枚目のアルバムを発表
して、それが当方の行っていたジャズ喫茶でかかっていたことで、彼女のことを
知ることになりました。その喫茶店はガチガチのジャズだけではなく、ヴォーカル
ものもかけてくれたのですね。
印象的なジャケット写真でありまして、知性派のジャズ・シンガーという感じの
売り方で、ニーナ・シモンを現代的にしたような弾き語りで印象に残りました。
「Chapter 2」でありますので、これは2枚めのアルバムとなります。
「Chapter 2」というタイトルが洒落ているなと思いました。一枚目のアルバム
は「First Take」でありますので、最近は一発録りのミュージックビデオに
このタイトルでのシリーズがありますが、もちろん、このアルバムが出た時には、
この言葉がこんなに有名になるとは思ってもいませんでした。
2枚めのアルバムは、ジャージーなアレンジの曲が多くて、このアルバムからの
ヒット曲というのはなかったですね。ディランの曲やスタンダードもあったのです
が。
一躍有名になったのは、一枚目のアルバムから映画音楽として採用された
次の曲が大ヒットしたからでありました。この曲のヒットは1972年でありました
から、当方は渋い弾き語りの歌手と知ったあとで、超人気の歌手に化けたこと
になります。
それにしても当時の映画の力の大きなことです。
当方は結局、ロバータのアルバムは、一枚目も二枚目も買うことがなしでありま
して、うんと遅れてベスト盤を買ったという情けなさですが、1975年4月にあった
札幌での公演には足を運びました。
この1975年が初めての日本公演でありましたが、当方は仕事についてちょうど
1年が経過したところですが、札幌に住む音楽好きの友人と一緒にいったはずで
あります。どこかに入場券が残っているはずですが、これは見つかるかな。
本日はロバータさんの追悼で、最初に聴いたアルバムからの曲をみることに
いたします。
ロバータ・フラックさんは2月10日に生れ、2月24日に亡くなりました。
88歳のお誕生日を迎えてまもなくのことでした。

