さすがに師走

 ふだん怠けているものですから、ここに来てあれこれとやることが多くて、作業に

追われることです。

 午前は家人の指示でもち作りでありまして、当方はあんこをもちにくるんであん

もちをつくり、鍋などを洗ってかた付けるだけでありますが、それでもけっこう仕事

をした気持ちになることです。

 そのあとはゴミ出しのために捨てるものを袋に詰めることです。年内のゴミ収集は

今週でおしまいでありますので、出せるだけ出さなくてはと仕分けに励むことになり

ました。隣家にある親の家の片付けが進んでいないこともあって、一部屋くらい終わ

らせることはできぬかと、火の気のない部屋でやっておりましたが、さすがに夕方前

には寒くなって、作業をやめることにです。

 明日はプラごみ、明後日は紙ゴミで、その次は可燃物の収集でして、あとのゴミは

年越しとなるのでした。

 これに加えて、本日は年賀状をプリントであります。ひどく手抜きの年賀状で、そ

のうえ宛先までも住所録からプリントですから、ひどく手抜きであります。せめて

一言くらい添え書きをしてですが、インクジェット用紙というのは文字を書き込むの

に苦労するのですよね。

 ということで、これまでのところ、ほとんど本を開くこともできずでありました。

 ちょっとくたびれでありますので、このあと横になって、布団のなかで先日に購入

した文庫本を読むことにいたしましょう。この小説は、なんとか年内に最後にたどり

つきたく思っているのですが、この調子では相当にくるしいことであります。

 UAAJICOで、この作品のことを知って、矢川澄子さんのファンなものですか

ら、野溝七生子さんについての矢川さんの本を買って、仙台の「火星の庭」を訪

ねた時に野溝さんの全集をかった読む気満々であったのですが、結局は今月に刊

行となったちくま文庫でやっとこさ読み始めたお粗末。

 この文庫は、矢川さんと山尾悠子さんの解説つきと、ファンは待ったかいがあり

です。