教育テレビとはいわないのか

 昨日23時からのNHK教育TVで「魂を継ぐもの 破滅の無頼派 西村賢太」と

いう特集番組がありました。これは見なくてはですが、時間が遅かったので、まず

は録画予約をして、やすむことになりです。

 今朝になって、早速その番組を見ることにしましたが、これまで本などで読んで

一応は知っているようなことを改めて映像で確認をすることにです。

さすがにNHKでありまして、その昔の金沢放送局のニュースでとりあげた藤澤清造

の墓参をする若き日の姿とか、「ようこそ先輩」で出身小学校での子どもたちと

文章を作って文庫本にまとめる様子などを映像で目にすることができたのは、あり

がたいことでした。

 あとは、西村さんが亡くなって朝日新聞投書欄に中学校時代に一緒であった西村

さんのことを投書した人が登場して、これが一番のサプライズでありました。

この投書を新聞で目にしたときは、このように中学の同期からは見られていたのか

と思ったのですが、その当初は切り抜くこともなく忘れていましたが、その後に

でた「本の雑誌」2022年6月号の「西村賢太追悼号」には、この新聞投書の

一部が掲載されていて、新聞にのったのは2022年3月24日とありました。

新聞掲載日がわかれば、これは図書館などで容易に確認できますね。

 それにしても、書かれたもので名前のみ知っている編集者さんとか、七尾の

お寺の様子とかを見ることができたのはよかったな。

ちなみに西村さんの蔵書は、石川県の公的施設におさまったようで、これは

ほんとによかったな。

やはり、西村さんの親族の方は、どなたも登場することがなしでありました。

西村さんは亡くなっても家族関係は修復することはできなかったようであり

ます。