高校のクラス会では四年に一度オリンピック開催の年に集まりをすることに
しているのですが、皆がちょうど古希をむかえることになる2020年は、
修学旅行と称して、高校のときの修学旅行で利用した宿を再訪しようというこ
とになりました。
その前年くらいから予定をたてていたのですが、これがちょうどコロナ期と
なってしまい開催できず、できるまで延期となっていました。いつになったら
できるかねと様子をみておりましたが、今年秋にはできるのではないかと計画
をして、いよいよそれが明日からとなりです。
目的地は箱根ということになり、修学旅行で利用した宿に泊まって宴会をす
るということで、幸いにお天気は良さそうで、一足はやく東京で待機している
お仲間からはとてもあったかでと連絡がはいっています。
それにしても高校を卒業して半世紀をすぎて、同じクラスで10人ほどが箱根
に集まるのですから、これはなかなか珍しいことであります。田舎の普通の
公立高校で昔の国立一期校に進学した人から就職した人までが一緒のクラスで
学んだというのは、いまだ戦後のなごりが残っていた時代でありましょうか。
明日からの旅に持参する本は、何がいいだろうかと考えることです。読み
やすいものにするか、それとも読み継いでいるプルーストがいいのか、ちょっ
と迷うことであります。
候補は、次の二冊ですね。