いろいろとあることで

 ご近所にお住まいの一人暮らしの老婦人のところにヘルパーさんが

来ましたが、ご本人が出てこないということで、ケアマネさんから我が家に

連絡があり、一緒にお宅にうかがったら、転倒して動けずにいたというのが、

夕方に近い午後のことでした。相当前から倒れていたものらしく痛みを訴え

るので、救急搬送をお願いして、病院で診察の結果、大腿骨折で入院となり

ました。近くにまったく身寄りがないということで、戻ってから入院の道具を

まとめて病院へと届けることになりです。

 ここのところ認知が怪しくなっていて、歩行もおぼつかなくなっていたので、

施設入所をすすめていたものの、まだその気持ちにはならないと聞き入れず、

様子を見守っていたのですが、昨日の午前にはまだお元気でありましたから、

最悪の事態にならずでよかったと、ほっとして病院から戻りました。

 まあ、いろいろとあることで、当方もあと十数年もすれば、同じような状態と

なるかと思いますが、子どもたちはいるけども、遠くに離れていることで、そう

したときに遠くの親戚よりも、近くの他人というような言葉は通用するであり

ましょうか。

 老婦人は、当方の老母の昔からのお仲間でありまして、老母からは近くに

は親戚もいないので、なんとか気にかけてねと言われ、背中を押されること

ですが、ご本人にはありがた迷惑ではないかな。