あちこちで花火大会が

 本日はあちこちで花火大会があるとのことです。当地の夏祭りの花火大会も

本日の夜に開催でありました。昨年までは夜に見物にでかけていたのですが、

ことしは退院からまだ日が浅く、一応は人混みを避けるようにとのアドバイス

受けていることもあって、会場に足を運ぶのは自重です。

 今年の花火大会からは配信をするとかで、19時半になってネットを接続して

みたのですが、この配信はとっても楽しめるところまでは行かずでした。

そんなことから、動画配信サイトで他になにかと思っていたら、板橋の花火とか

淀川の花火とか、いくつかが中継をやっていて、それを見物です。

最初は板橋の花火を見物していたのですが、これが途中から何やら先に進まなく

なりまして、リアルタイムの書き込みをみていましたら、仕掛け花火の火の粉が

打ち上げ会場の下草に落ちて、それで火がついたようで、それがために中断で

あったようです。(こういうこともあるのですね。)

 そんなわけで、大阪は淀川の花火にチャンネルを切り替えることにです。

そういえば、大阪の家族の住まいからは、すこし遠くにではありますが、淀川の

花火は見られるようなことを聞いたことがありました。本日の花火、大阪の家族

は、自宅でTVで見物しているのか、それとも会場に足を運んでいるのか、はた

また本日生まれの子のお誕生会をしているかなです。(正解は誕生会をしながら、

窓から花火を見ていたです。)

 以下は、話題がかわりまして大阪、お誕生日、聖バルナバであります。

これが四方田犬彦に関わる三題噺であります。これが出てくるのは、図書館か

ら借りてきている、次の本です。

「わたしが生まれたのは1953年2月20日で、大阪鶴橋駅から歩いてすぐの

ところにある。聖バルナバ病院というキリスト教系の病院においてである。

ずっと後になって、わたしは在日朝鮮人文学をめぐるシンポジウムに招かれ、

この近くを散策していた折に、偶然この病院を発見した。明治時代にアメリ

人によって建てられた5階建ての病院で、戦時中は『大阪大東亜病院』と改称

させられていたという。中に入ってみると美しいステンドグラスをあしらった

チャペルがあり、フェルメールの油絵に出てきそうな黒白のタイル床の八角

のホールがあった。」

 上に引用したのが、四方田さんの「大阪、お誕生日、聖バルナバ」の三題噺

となります。

 当方がこの三題に加えるとしましたら、次のようになりです。

 2月20日は、四方田さんほか綺羅星のごとく有名人を輩出しているのです

が、大阪に住む当方の息子の誕生日でもありました。2月20日生まれは、その

状況に応じて、長嶋茂雄とお誕生日が一緒とか、志村けんもなんていうのです

が、それに加えての四方田さんであります。

 その彼(当然、息子のこと)が大阪で結婚して、最初の子を生まれたのが住ま

いの近くにあった聖バルナバ病院でありました。当方もその時にバルナバへと

顔を見にいったのですが、もちろんこの病院は、建物が四方田さんが訪問した

時とは変わっていまして、すこぶるスノッブに人気のブランド病院となっている

のでありました。

 本日8月5日は、2014年夏にバルナバで生まれた男の子のお誕生日で、す

こしでも四方田さんにあやかれればいいのにです。(まったくそういう気配は

ありませんです。)

 ということで、本日は「大阪 お誕生日 聖バルナバ」の三題噺となりました。