何年ぶりかで週刊誌

 本日は本屋へといきまして、小沢信男さんがでている「サンデー毎日」3月5日号を
購入しました。前回、週刊誌を購入したのはいつであったのか思いだせないくらい前
のことになりです。本が売れなくなっているということからすると、週刊誌も売れな
くなっているのでありましょう。「サンデー毎日」は、この時期大学の合格者高校別
ランクというのを掲載するのがならいでありますが、新聞社系の週刊誌はあまりえげ
つない記事を載せることができませんので、こういう路線しかないのか。
 「サンデー毎日」のSUNDAY LIBRARYは、トップに小沢信男さんの「俳句世がたり」
がありまして、次が「今こそ、読みたい」という欄で、今週は池内紀さんが草森伸一
さんの「絶対の宣伝  ナチスプロパガンダ」を取り上げていました。
岡崎武志さんが「今週の新刊」という欄をもって5冊の本を紹介しています。これは
毎週なのでしょうかね。
 そのほか、坪内祐三さんの「テレビもあるでよ」というコラムが連載されている
ことも初めて知りました。なるほど最近の新聞系週刊誌は、こうなっているのかで
あります。
 本屋では、新刊を中心にチェックです。小さな本屋ですが、話題になっている村上
春樹さんの新作が何組か在庫していました。列車事故の影響で、本が書店にならぶの
は何日かおくれますとアナウンスされていましたが、めでたくこちらに住む春樹ファ
ンの手元にも届いたと思われます。
 本日に手にとってみたのは、岡崎武志さんの中公文庫「古本道入門」でありました。

 そのうち買いましょうと思って、本日は棚に戻しました。ちくま文庫であれば買っ
たかなと思ったりもして。
 本日に購入したのは、次の一冊でありました。こちらは「古本道入門」よりもわず
かに安く、しかも気になる内容でありましたので。あとになってみたら、どうしてそんなことになったのかなという「神の手」騒動で
ありましたが、その背景にあったものを描くことで、当事者をさばくものではない
とのこと。そういえば、上原さんは被差別サイドからの著作が多くある人でした。
今回、上原さんの略歴をみて、大阪体育大学卒業とあるのに驚きです。体育大学を
でてライターというのは、スポーツ系でありましたらいそうですが、このような
分野では、極めてまれな存在でありましょう。