本日の最高気温は瞬間ではあったようですが10度を超えたようです。
すこし風があったせいもあって、そのわりにあったかくは感じませんでした。
明日に車の点検にあわせてタイヤ交換をしてもらうので、本日の午前は
そのための準備をしておりました。タイヤ交換の時期は季節の変わり目
ではありますが、日によっては寒いことから、交換したタイヤを洗うことも
なしでしまわれることになったりです。
そんなわけで本日はホイールを水洗いしてから乾かして、車に積み込み
を完了しました。当方の衣替えは、いまだですが、一足早く車は足元を軽く
することになりです。
本日の作業の合間には、昨日に買ってきた本を手にしておりました。
たまたま立ち寄ったTSUTAYA系の古本を扱うところで購入したものです。
購入したのは、次の二冊。
この二冊を確保してから気がついたことでありますが、このお二人は立命館
つながりでありました。笙野さんにすれば、一緒にしないでよといわれるかもし
れませんが、このお二人のものを同時に買ったのは初めてであるかな。
笙野さんは気になる作家で、ここのところ図書館から「ウラミズモ奴隷選挙」
を借りて読み始めているのですが、どんどんとその作品は内容も表現も過激に
なっているようです。ちまちました小説なんて、くそくらえというような力があり
ますです。
岡崎さんの本は、今はなき「彷書月刊」に連載されたものと、そのあと「古書
通信」に連載のものをあわせて一冊にしたもので、内容としては先にでた「気ま
ぐれ古書店紀行」に続くものとなります。
岡崎さんの本では、過去に足を運んで様子がわかる古本屋さんのページ
をまずは流して読むことになりです。
「 谷町線『四天王寺前夕陽ケ丘』駅下車、谷町筋から弓の弦のように細く
膨らんで伸びる商店街を行くと、すぐ四天王寺が見える。谷沢永一が若き日、
このあたりの長屋に住み、父親に違法増設してもらった鳥小屋のような書斎
で、あの開高健と文学的蜜月の時間を過ごしていた。」
あのとおりには、谷沢さんが若き日に住んでいたのであるか。これは知らな
かったこと。このエピソードは「青い月曜日」にあったものだったろうか。
「四天王寺」境内では古書まつりが開催されているので、これをのぞくので
すが、うまく本を発掘することができずに会場をあとにすることになりますが、
その時の記述です。
「浴びるように本を見られたことで満足なのだ。本当は、西門からすぐのところ
に、若い男性が始めた『一色文庫』という素敵な古本屋があるのだだ、この日
はちょっと寄れなかった。ごめんなさい。」
これは2011年6月のものですが、その時は「一色文庫」というのは、このとこ
ろにあったのかと思っていましたら、最後に補足で「一色文庫は天王寺区高津
町に移転された。」とありました。「一色文庫」さんは、このところ年に何回か訪
問しておりますが、昨年は4月下旬にいったらしで、拙ブログでも話題としてお
りました。今年も行けるといいなであります。