本日で7月もおしまいです。
全国的に猛暑に見舞われているようですが、当方の住む街は例外的に涼しく、ここ
何日かの気温は25度くらいであります。人の体温よりも外気温が高いというところが
あちこちにあると聞きますが、千年単位くらいで考えますと、人間の住むところは、
北へと向かっていくのではないでしょうか。
7月中に読了するつもりでおりました金石範さんの「火山島」は最終第七巻の残り、
200ページというところまでこぎつけました。スピードをあげて一気にとも思います
が、ここまできますと先を急いでもしょうがないので、すこしペースを落としていま
す。
- 作者: 金石範
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
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毎日新聞の記事が出てきました。金時鐘さんによる「あるべき国へのレクイエム」と
題された文章です。この切り抜きで目にとびこんできたのは、主人公のラストでの
去就でありまして、あららこれはねたばれに近い記述であるなと思って、すぐにそれ
を読むのをやめたのであります。(第七巻を読了しましたら、あらためてこの文章を
読んでみることにします。)
手近にある金時鐘さんの本をのぞいてみたりするにつけ、やはり火山島はすこしで
も早くに読み上げなくてはと思うのでありました。