年内あと何冊 3

 本日は夜になって気温が下がっているようです。夜に集まりがあって電車を利用して
隣町へといってきたのですが、集まりが終わって駅まで歩いていった時、すこしアルコ
ールがはいっているにも限らず、寒くて震えてしまいました。
 こちらに戻ってきて、車のなかから道路に設置されている温度計をみましたら、−10
度となっていました。これは寒いわ。
 本日は電車利用でしたので、出発駅と降りた駅の両方で、隣接の書店をのぞいてきま
した。当方の住んでいる街のほうが規模は大きいのでありますが、残念なことに降車駅
に近い書店のほうが、品揃えが良いというのは、くやしくも残念なことであります。
市内では、岩波文庫も新書も新刊は注文せずには入手できなくなっているようでありま
からして。
 年内あと何冊ということから、すこし買わなくてと思ったのですが、結局、本日に
購入したのは一冊だけでありました。

骨餓身峠死人葛―野坂昭如ルネサンス〈6〉 (岩波現代文庫)

骨餓身峠死人葛―野坂昭如ルネサンス〈6〉 (岩波現代文庫)

 隣町の本屋には、背表紙の色がかわってしまった岩波文庫、現代文庫がたくさんなら
んでいました。ほとんど不良在庫でありまして、中古本で購入すれば、もっと状態の良
いものが、もっと安価で買えるというのが、困った現実です。
 この店では「ちくま新書 ブックガイド」という冊子をいただきましたので、これは
なにか買わないわけにはいきません。
 往復の電車のなかでは、ちくま日本文学「谷崎潤一郎集」を手にしておりました。
これがおもしろいのでありますね。これを新書版全集で読んだらどんな印象になるだろ
うかというのが、本日の読書でした。読んでいたのは「友田と松永の話」であります。