昨年の見たもの、聴いたものの続きです
3 テレビのドラマなど
・ 宮藤官九郎のドラマ
昨年は例年になくクドカンドラマが多くて、録画しながら見ることにです。
クドカンのドラマは、良い役者が多くて、制作陣の力もはいっていることで、
各局ともに力が入っているのがわかります。
一番話題になったのは、「不適切にもほどがある」ですが、もともと阿部
サダヲさんのファンでありますから、クドカンー阿部でTBSというのは見逃
せずです。
それにしても、これの河合優美さんには、ほんとびっくりしましたですね。
これのおかげで、彼女が主演する映画「ナミビアの砂漠」に足を運びました。
クドカンはフジで新宿野戦病院を、TV朝日で大泉洋と、そしてTV東京
ではネットフレックスが制作した「季節のない街」をやってました。
いやーこの人はうまいなと思ったのは、いまさらですが、「季節のない街」
の三浦透子さんでありまして、この作品では、三浦透子さんがクローズ
アップされる「がんもどき」がベストでした。
酒屋の若旦那を演じる渡辺大知と、河川敷に座わり泉谷しげるさんの
「春夏秋冬」を歌うのですが、これの歌詞とドラマがリンクして三浦さんと
ともに渡辺大知さんも見直しました。
・ 団地のふたり
NHKでの放送ですが、当方ひいきの小林聡美の連続ドラマですから、
無条件で推しです。最終回の大晦日にTVが壊れて、二人紅白をやるの
が楽しい。
原作の藤野千夜さんの作品は、他にもドラマになりそうなものがありま
すので、TV制作会社は、藤野さんの作品のドラマ化を企画しているで
ありましょう。
・ 亡くなった人たち
「こころ旅」の火野正平さん。
2011年にスタートした「こころ旅」ですが、フルタイムで仕事をしていた
頃は、ほとんど見ることができてなく、2016年くらいからは熱心に見るよう
になりました。このような番組ができたのは、火野さんのキャラクターと
スタッフの信頼関係から生まれるもので、一朝一夕でできるものではあり
ません。2025年にも番組は続くということで、ほっとしているのですが、
こういう番組が見る人の心をつかんで、15年も続いたことがすごいことで。
昨年末に「火野正平セレクション」の5作品が放送されました。いずれも
繰り返し放送された名作といわれるものですが、定期的に見直すおとに
なるでしょう。
「西田敏行さん」
近年は、病気のために動く演技は無くなってしまっていた西田さんで
ありますが、昨年の1月に始まったTBSドラマ「さよならマエストロ」に
登場し、初回の演奏会のシーンで、客席の椅子にすわって、ブラボーと
発するシーンがありました。それにすぐつながって、メインテーマである
「宝者」という曲が流れ、アイナジエンドの歌声が聞こえてくるのですが、
当方の西田さんの最後のシーンは、このブラボーという掛け声になって
います。