本日は年に一度峠越えをしてのりんご狩りに出かけることにです。
りんご狩りとはいっても、りんご園の直売所で大きな袋にはいった規格外の
りんごをまとめて購入する話ですが。このりんご園は、もう何年ものお付き合
いとなり、このあとは来年3月くらいまで、買い置きがなくなりましたら電話を
かけて送ってもらうことになります。
りんご園までの山越えでは紅葉を楽しむことになり、本日はぐるっと300
キロのドライブでありましたが、紅葉は盛になっていました。最高気温は12度
くらいとのことですが、風がありまして、ちょっと肌寒く感じたことにです。
夕方に戻ってきて、夜にある放送に備えて録画してある「団地のふたり」を
見返すことにです。当方が「転校生」の時からファンである小林聡美さんと
小泉今日子さんが演じる団地育ちの幼馴染が、50代になって再び育った
団地に住んでゆるく暮らすというものですが、この二人のゆるさはたまりま
せんのですね。ほとんど小林聡美さんが主演した「かもめ食堂」とか「めが
ね」の世界でありまして、ファンにはたまらないことです。
小林聡美と小泉今日子といえば、その昔のドラマ「すいか」でも一緒であ
りますが、今回は小泉さんは大学の先生という役になっています。
タイトルの時に原作に添えられたイラストが映し出されるのですが、これが
なかなかドラマの二人の雰囲気に似ているのですね。それであるもの、
ドラマは人気となるはずです。
これが知らなかったけども藤野千夜さんの原作ということで、最近の藤野さん
の売れ方はすごいですね。(そう思って、過去の記事を検索してみましたら、
2022年7月にも同じことを記していました。2022年の「本の雑誌」上半期の
収穫に、この「団地のふたり」があがっていたのですね。)
当方は、編集者ものが好みのせいもあって、藤野さんの「編集ども集まれ!」と
いう作品を面白く読んだのであります。それからも藤野作品を安価で見つけると
買って読むことになったのですが、自分の家族の枠組みを借りたような「じい
散歩」は面白く読みましたです。それにしても夫婦あわせて180歳で、こんな元気
なことはあるかと思ったのですが、続編ではどうなっているのかな。
「団地のふたり」の次には、「じい散歩」もドラマ化しようと企画しているところも
あるでしょうが、問題はキャスティングでありまして、80代後半夫婦を演じるにふさ
わしい二人というと、誰を思いつくでありましょうね。