本日は「こころ旅」

 当方の親は転勤族でありましたので、小学校は入学したところは4年まで在籍し、

そのあと僻地の学校に転校して、そこを卒業しました。どちらも田舎の学校であり

ましたが、幸いなことどちらも廃校になることなく、現在も残っています。

 入学した小学校は、卒業してはいませんが学年一クラスであるせいもあって、

学校を離れて60年以上もたつというのに、いまも学年の集まりがある時には、

声をかけてくれます。ありがたきかなです。

 ということで、本日はほんとうに久しぶりで小学校のクラスの集まりに参加です。

数年前にも参加しているので、すこしは顔と名前が一致するようにはなっているも

のの、ほとんど浦島状態となります。

 当方が住んでいた頃は村でありましたが、それから村の鉄道に沿った地区に団地

ができて、村は大きくなり、現在では市となっています。

 当方の住んでいたところは、ほとんど60年前から住んでいる人は増えていない

と、仕事を退職してから、故郷に戻った本日の幹事さんは話をしていました。

 当方が通った小学校は、中学校の隣地に移転してすっかり新しくなっています。

NHKBSの「こころ旅」という番組を見ていましたら、火野正平さんが「自分たち

はいくつ廃校になった施設に足を運んだだろう」と言うのを耳にしたことがあり

ますが、当方の小学校は移転しているだけですが、思い出が詰まっている場所は、

そのままではあるものの、下草が伸びていて、遊び場としても使われていません

でした。特に土地の値段が高くもなっていないので、しばらくはこのままである

あるのでしょう。

 本日の集まりでの話題は、この近くにできた野球場のことでありまして、これ

のおかげでとりあえず、住んでいる街は全国区になったと、すこしうれしそうで

ありました。
 チームの成績がもうすこしよければというのと、交流戦阪神とか広島がきた

らその応援のすごさに圧倒されたとのことです。

 さて、本日はこれからすこし読書ですが、プルーストは新しい巻にはいりまし

た。