芥川賞、直木賞の候補作品が発表となって、これにはどんな作品があった
ろうかと新聞をチェックしていたけども、見つけることができませんでした。
13日に発表ということだから、14日か15日の新聞にあるはずと思ったのです
が、どうして見つけることができなかったかな。当方が購読している新聞には
掲載されていないのかな。
芥川賞の候補作家で名前を知っているのは尾崎世界観さんくらいであり
まして、他の方はどのような作品を発表しているのでしょう。候補作の一つ
くらい読むことができることができるでしょうかね。
中堅作家さんが候補となる直木賞の候補では、なんといっても柚木麻子
さんの実績が一番でありまして、候補となるのは今回で6回目となるのだそう
です。今年は柚木さんは外せないなと思うのですが、どうでありましょう。
柚木さんは恵泉女学園の卒業生(ただし高校まで)でありまして、当方が
恵泉女学園の創立者に関心を持っていた頃に、その女性をモデルにした小説
を発表されて、早速に購入し、若い友人にもこの小説のことを紹介したことです。
あわせて、そのころに文庫本で安価になっているものを、何冊か購入して、読ん
でおりました。
ということで、今回はぜひとも柚木さんにいって欲しいことです。
本日の新聞読書欄は、「売れている本」ということで「あいにくあんたのため
じゃない」が取り上げられていました。評者は「トミヤマ・ユキコ」さん。
これの見出しには「軽やかな復習で取り戻す尊厳」とあります。
「 生きていると理不尽な目に遭うことがある。やりきれない。でも本書を
読んだ後は、理不尽にじっと耐えるのではなく、なにか新しい方法を試して
みたくなるかもしれない。」
ということで、これはやられたら、やられっぱなしではなく、回り道をして
でもやりかえすという物語なのですね。これに収録されているの作品を
どこかで見ることはできないかな。(この町の図書館の検索をしましたら、
架蔵2冊で、予約数25ということですから、なるほど人気ですね。)