普通郵便の配達が、平日に限られるようになりますと、お休みが続いた時
などは普通郵便が届かなくなります。本日は何日ぶりかで配達がありまして、
出版社のPR誌やDMがまとまって届いたりすることにです。
先日に注文はがきを送っていた編集工房ノアさんからも本が到着です。
以前でありましたら、はがきをだしましたら、早ければ5日後くらいには注文
した本が届いたものですが、今回の本は25日は大阪からの発送であります
ので6日間かかっています。まあ、何日かかっても届くだけよろしいか。
当方が学生の頃には、仕送りというと現金封筒で送られてきておりまして、
いまだ金融機関のオンライン化は実現しておりませんでした。70年代は
郵政もストライキをやっていまして、現金封筒が届かなくて、何日もひもじい
思いで暮らしたことを思いだすことです。ストライキに慣れていたのですが、
いまでしたら、大バッシングでありますね。
分散して届いたほうが、楽しい日は多くなるのでありますが、本日から何日かを
これで楽しむことにいたしましょう。
編集工房ノアに注文したのは、涸沢さんが「海鳴り」36号で話題にしていたもの
でありまして、この方の本を手にするのは初めてのことであります。これがきっかけ
で芋づるのように読書世界が広がって行けばいいなと思うことです。
本日はこの「山陰を旅する人たち」から「泰男の庭」という香月泰男について
書いた文章を読んでみることにです。パラパラとページをめくってみたら、思いがけ
ずに林達夫の「作庭記」に言及しているところがあり。著者は、「作庭記」が収録さ
れている本が見つけられないので引用できずが残念とありますが、当方は手をの
ばせばすぐに取り出せるところに置いてありますので、確認することができました
です。(林達夫さんの「作庭記」は中公文庫「思想の運命」にありますよ。)
上村さんによると香月泰男と林達夫、室生犀星は庭でつながるか。これはもう
ちょっと読んでみよう。