隣町へよもぎ摘みに

 本日もお天気よろしで気温があがりました。昨日はあとすこしで20度と

なりそうでしたが、本日はそこまではいかずですが、外にでても寒く感じる

ことはなしでした。

 隣町に住む友人から、畑の近くによもぎがでているので、摘みに来てくだ

さいと連絡がありまして、ありがたくでかけることにです。隣町のほうがすこし

あったかであるせいもあって、当地よりも桜の開花も、よもぎが顔を出すのも

早いようです。しかも狭いところに密生していることもあって、すぐに収穫でき

てしまいます。本日は30分くらいで必要分を確保できまして、帰宅後に処理

することになりです。このおやすみ期間に、よもぎを使って草しんこでも作ろう

かという話になっています。どうなるかな。

 隣町からの帰り道に行きつけの本屋に立ち寄ることにです。これは久しぶり

のことで、数少ない新刊書と文庫棚を見ておりました。文庫では小島信夫

厚い文庫本とか、金井美恵子さんの最近では中公文庫を手にしてみました。

結局、乏しい予算で購入した一冊と家人が買ったのは、次のものでありました。

 1955年生まれの研究者による著作です。「日ソ戦争」というと、これまで

富田武さんの著作を手にしておりました。日本では「日ソ戦争」という用語は

定着していなくて、まずはそこからの啓発ということになるのでしょう。

 日ソ戦争を回避できれば、もっと犠牲は少なくて済んだのだけどであります。

単に北海道がソ連の占領下にならなくて済んでよかったという話ではありま

せん。

 この本の著者麻田さんは、はじめにで次のように書いています。

「日ソ戦争は半月足らずの戦争だったが、残して爪痕は大きい。日本にとって

は敗戦を決定づける最後の一押しとなっただけではない。シベリア抑留・中国

残留孤児・北方領土問題などはこの戦争を起点とする。広い意味では、朝鮮

半島の分断や、満洲国共内戦が始まったのもこの戦争がきっかけだ。

東アジアの戦後は、日ソ戦争抜きには語れない。」 

 新書ということからも、すこしは読みやすくなっているのではないかと思って

いるのですが、さて、すこしは読むことができるかな。

 ちなみに家人が購入したのは、「趣味の園芸」5月号でありました。