りんごむいてるひなの夕

 ハロウィーン選挙が終わり、なんとなく分かりにくい結果になりました。

当方のこれまでの経験で行きますと、与党に不祥事などが続きますと、それなり

議席を落としたりしたのですが、今回については(ついてもか)、大きくその

ようなことはなくて、議席数だけで行くと第3の勢力が伸ばして、これまでの野

党勢力は恩恵を受けることができなかったということのようです。

 投票率が低いと固定支持層を持つところが強いとは言われますが、その昔は

労働組合に支えられた政党がそれなりに議席を伸ばしたのですが、今回はそれが

与党を支えたようであります。

 ここのところずっとこの傾向でありまして、これからは投票率は低く推移し、

政権与党に対して優しい有権者ということのようです。どう考えても、そのつけは

有権者に回ってくるのですけどもね。

 それにしても現在の与党と、それに近い勢力を合わせると改憲でもなんでもでき

てしまいそうで、そのうちに改憲のための大連立というのもありですね。

当方の生きている間に、このようなことになりそうで、なんともはや、政権に怒る

というのは高齢者だけになってしまいましたか。

 今年に亡くなった戦争を体験した超高齢者たちは、生きてこの選挙結果を見たら、

どのようにコメントするでありましょう。

 そんなこと思いながら、本日は夜に入ってから、せっせとりんご(紅玉)の皮を

むいてから、アップルパイに使うフィリングを煮ておりました。

静かに怒る人 小沢信男さんの一番有名な俳句をパロって、本日はお茶を濁すこと

になりです。

  学ならず りんごむいてる ひなの夕

(もちろん、小沢さんのは、 学ならず もんじゃ焼いてる 梅雨の路地 です)

 お粗末。

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