つくづくと当方などは古い時代の人間であると思うことであります。
ネット社会というのには、それなりに付き合っているつもりでありますが、
小学生などが将来になりたい職業ということで、you-tuberなんてのがあがっ
ているのをみますと、そんなの仕事といえるのかと思ってしまうことです。
社会派とか暴露系とかいうジャンルのyou‐tubeなんていうのがあると聞くと
誰がそんなものを見るのかと思うのですね。
彼らがそれなりの影響力を持っていると知ったのは、そうした活動をして
いる人たちが国政選挙で議席を獲得した時でありますね。へーそうなのかと
思いましたです。
当方は、そのむかしに「しょーこー、しょーこー」と歌っていた団体の選挙
活動を路上で目撃したことがありますが、結局は議席を獲得できずに終わりま
したし、ごく最近に亡くなった宗教法人の代表が指導する政治団体も、これま
でのところ選挙で議席を獲得できておりません。
それを考えるとインターネット軸にした活動というのは、人を動かす力が
大きいと感じることです。その結果がどうなのかは、難しいところですが、
とりあえず当方には、バカバカしい悪ふざけのようにしか思えませんが、まじ
めにやってもバズらないけど、悪ふざけは受けるからねということで、受け
ねらいがヒートアップするのでしょう。
そうしなくては、彼らの収入につながらないのですから、商売になるなら、
少々やばくてもバズらさなくてはということに対しては、視聴しないという
ことにしなくてはです。
それにしても、各種選挙における投票率の低下は目を覆いたくなることで
ありまして、特に若い人の棄権が多いようにも言われています。それを考え
ますと、このようなネットでの活動を軸にすえる政党は、若者の政治離れを
防いでいるともいえることで、単に嘆かわしいといって済むことではないで
すね。