見え方は変わるか

 ずっと懸案になっていましたメガネを更新することにしました。

他の方々がどのくらいのサイクルで変えているのかはわからないのであり

ますが、当方はけちくさいせいもあって、ずいぶんと長く使っているようで

あります。

 もともと右目だけがひどい近視で、左右のバランスをとるためにメガネを

かけるようになって、そのせいで運転免許証には眼鏡使用の印が押されてい

ます。

 そこにもって老眼でありまして、50代半ばくらいからは遠近両用を着用で

す。最近に本を読むときには、メガネを外してということになっていたので

すが、遠くのものを同時に見たりするときには、こりゃいかんでした。

 ということでの先週にメガネ屋さんでオーダーして、本日に出来上がりで

す。メガネが新しくなったら、本を読むのもメガネをしたままでよろしい

ようで、いつまでこの状態が続くかですが、これでどんどんと本を読むこ

とができればそれが一番です。

 本日は大荒れのお天気でしたが、夕方には雨と風はやんで、西のほうには

青空がのぞいていました。これであれば国際宇宙ステーションが見られるの

かなと思いましたら、当地では6月2日までで見られなくなったようです。

これは残念なり。

 野暮用からの帰りに行きつけの本屋に立ち寄って、新刊をチェックであり

ます。ほんとに欲しい本は入らないのだよね。ということで、以前に手にし

て買うことのできなかったものを、えいやっと買うことにしました。

  「男の」となっているのは、いかがなものかといわれそうですが、これには

男性しか登場しないということで、了解してくださいです。

 目次を見ましたら、いまでは絶滅寸前の仕事師さんが次々と登場します。ほんと

に、こんな仕事があったのかです。取材されたのは80年代ということですから、

今はなくなった仕事もあるのでしょう。

 目次から気になった仕事師さんについて書いてあるところをまずはのぞくこと

にです。

「二十三歳の頃から、造材山の馬夫長をしていた池和夫さん(48歳)が馬自慢を

する。池さんは現在、馬専門の馬喰をするかたわら農協の種馬管理をまかされて

いる。開拓農家の三男として生まれ五、六歳のとき親に隠れて馬を引き出して

遊んでいたというほど、馬と共に生きてきた人だ。」

 ということで、無くなりそうな仕事師さんは馬喰であります。遠藤さんは馬専

門の馬喰と書いていますので、馬喰というのは家畜商と理解したほうがいいの

かもしれませんが、当方の頭にある馬喰というのは、やはり馬専門でありまし

て、その昔に馬市とか、馬宿とかあった時代に活躍していた馬喰さんであります。

 当方が子どものころには農家(母の実家も)には必ず馬が飼われていて、馬が

病気になったら獣医が、馬を購入するときには馬喰さんにお願いをしていたので

ありますね。