本日は久しぶりでお天気となりです。大型連休が終わったとたんに晴天になるとは、
それは殺生なことであり。こちらは桜が見頃でありまして、ちょっと足をのばしまし
たら満開の桜が目に入るようになります。散歩をしていましたら、山のほうからは
やぶうぐいすのなき声が聞こえてきます。まもなく郭公の声も聞こえてくるのかな。
お天気になると、どうしても外にでていることが多くなり、これは本を読むために
はよろしくなしです。本日の外出の時には、昨日に購入した、次の文庫本を携行した
のですが、結局は開くことなくに終わってしまいました。
- 作者: 北條一浩
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2015/07/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (8件) を見る
のが2015年8月ですから、あちこちの古本系ブログで話題となっていたはずでありま
して、当方のアンテナにかかってきても不思議でないのですが、ここまで知らなかっ
たとは、行きつけの本屋の新刊棚では見た記憶がありません。
取り上げられているのは、新しい感覚のセレクトショップですが、つい最近に惜し
まれて閉店した幸福書房さんも紹介されていました。
これを見て思うのは、売り場面積が広いことよりも、当方の好みを知っていてくれ
て、それをそっと仕入れてくれる本やさんのほうが、何倍もありがたいということで
あります。
幸福書房のご主人の「仕入れの際はデータではなく、『あの人が好きそうだ』と、
いつも常連さんの顔が浮かびます。喜んでくれる人がいるから、そして自分も本屋と
いう仕事が好きだから、ほんとにそれだけです。」という発言に、書店の客の立場と
しては、こういう書店で本が買いたいと思うことです。
それでも、当方の行きつけの本屋は、そこそこ当方の好みがデータ化されている
ようにも思うのですが、まだまだ買わなくてはコンピュータからみたときに、常連と
と認識されないようです。