昨日に引き続き

 本日も野暮用からの帰宅後は、TVをちらちらと横目でみながら、朴沙羅

さんの「家の歴史を書く」を読んでおりました。

 朴沙羅さんのおじさん、おばさんの聞き取りとなるのですが、このうち

おばさんお二人からの聞き取りは、なんとも拍子抜けするようなものであり

まして、一読しただけでありますと、これは収録する価値はあるのかと思っ

たりするのでした。

 まあ、これは当人たちが話をもったりしていないからでありまして、そう

した語りをするのを、そのまま記録しているからとなります。

 このおばさんたちの話については、どうやら最終章で、著者による解説が

されていそうでありますが、本日の読書では、そこまでたどりつきませんで

した。

 こうしたおばさんのもらない話を読んでいますと、この本の帯に掲載の

星野智幸さんの推薦文は、ちょっともりすぎのようにおもいましたです。 

家(チベ)の歴史を書く (単行本)

家(チベ)の歴史を書く (単行本)