「本の雑誌」12月号の「太宰より面白い私小説作家を小谷野敦が厳選するぞ」で
は、小谷野さんが「太宰より面白い!? 壮絶私小説十作」をあげています。
詳しくは、もちろん本文をみていただくしかないのですが、当方が読んだことがあ
るのは、わずかに一作のみでありました。この十作品は、ほとんどが文庫で読むこ
とが可能なようですから、「壮絶私小説」が好きな人は、このリストをチェックす
べしですね。
当方が購入していて、読んでいないものがこのリストにはありまして、そのうち
の一作は、早速に読んでみたいと思いました。
それは次のものです。
- 作者: 里見トン
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1953/03/05
- メディア: 文庫
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- 作者: 里見トン
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1953/04/25
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- 作者: 里見トン
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1953/05/25
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復刊されたときに購入になっていた「安城家の兄弟」でありますが、これが壮絶な
私小説であるとは思ってもいませんでした。
「安城家の舞踏会」という映画作品がありますが、それの原作本ででもあるのかと
思っているのですから、知らないのは楽しいことであります。
そういえば、小谷野敦さんといえば、里見とんについて評伝を書いているので
ありました。里見とんという人にも興味がわくことです。
- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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ことにいたしましょう。